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福田首相よどこまで譲歩するのですか・・・?重なる外交マイナス点 ~竹島は日本国の固有領土ではないの?~ [ニュースから]

THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)

福田政権はまたもや譲歩してしまった。

数日前までは、新学習指導要領の中学社会科の解説書に島根県の竹島を「我が国固有の領土」と明記方針を固めたという報道がされていた。

しかし、週があけた途端に領土としての主張のトーンを下げてしまった。

洞爺湖サミットでは、北海道というつば先まで各国の首相を引っ張っていっておきながら表向きの成果は何もあげることができず、その前は中華人民共和国に踊らされた中華民国政府に尖閣諸島について好き放題言われている。

いくら、感情を逆撫でる発言が対話の推進を妨げるからといって、「領土問題」という自国の本質的な主権問題を危機に晒してまでトーンを下げる必要があるのだろうか?

外交とは主張するところはし、その上で自国にとって最大の利益を交渉の場から勝ち取って来るものではないだろうか?その主張をきちんとした形で国民や諸外国に理解してもらうために、内向きには国としての明確な意見をアピールし、外向きには異論の声が出た時にそれを都度打ち消すアピールをしたり、国家として正式にアピールしていくことが政府のお仕事ではないのか?

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左の写真は、韓国の芸能人キム・ジャンフンが、日本海は東海、独島(竹島)は韓国領土をアピールする全面広告を自費を投じてニューヨークタイムスに掲載したものだ。

これだって、日本政府は韓国政府はに対して竹島以前に強く抗議すべきだ。

日本海>に呼称にしても2004年3月に国連では公式文書上で、この海域の呼称を<日本海>とすることを明確にしている。また2007年8月の国連地名標準化会議でも韓国や北朝鮮の東海への変更あるいは併記という主張は採用されなかった。

一個人が金があるから一国の主権に挑戦しているわけだが、これに明確な反論をしなければ欧米社会では既成事実が積み重なり、いずれ「デファクトスタンダード」になってしまう。

領土問題というのは、そういう一面を多分に孕んでいると思う。だからこそ、常に我こそが正であるという反論と実効的な支配をするんだという主張が必要なのだと考える。

未来志向の日韓新時代もけっこうだが、あるべき主張はきちんとしていくべきだ。

ちなみに、昨年の大英博物館での日本の展示コーナーの地図から<日本海(Sea of Japan)>の表記が東海に書き換えられていたらしい。しかも展示のスポンサーは日本の某○日新聞。
なんてこともあったようだ。

目の届かないところで、売国奴になりさがってしまっているのだろうか・・・。

このように少しずつ日本国は負け込んでいるような気がする。しかも獅子身中の虫によって。
調和をもってすすめる外交も一理あるとは思う。しかし、そんなきれい事を言っていては負けてしまうのでないだろうか。(領土は明確に勝ち負けの世界ではないだろうか!)

外務省が裏の外交でどんなにポイントを稼いでいても、そのポイントが世のデファクトスタンダードにならなければ、勝ち点はあがらないのではないだろうか。

そんなのここに書いてあるのだから、分かりきったことではないかというのではなく、政府や政治家の皆さんには、もっと声を大にして様々な手法でアピールや風土の醸成を頑張ってもらいたいと思う。

とはいえ、この日本政府の発表は韓国の李明博政権にとっては救いの手となるかもしれない。

米国との間での牛肉輸入問題では政権を揺るがす大問題となっているし、北朝鮮との間では観光客が射殺された件でやはり戦闘状態ある隣国であることを改めて浮き彫りにした。
どちらにしても何となく避けてあるいは静かに解決を図りたい問題だ。

そこに永遠の嫌いな国、日本から絶妙な問題を投げ込まれたとくればこれを利用しない手はないだろう。

そこまで考えての発表ではないだろうが、どちらにしても今少し日本政府や政権代表には、気概をみせてもらいたいと思う、ニュースだった



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