夜行列車で辿り着いた高雄 ~明け方の高雄駅~ [旅行]
5時59分定刻に高雄駅に着きました。
だいぶ南に下ったこともあって到着時は、まだ真っ暗でした。
家路を急ぐのでしょうか。老若男女さっさと列車を降りるとホームから消え去って行きました。車輌自体も乗客が一通り降りるのが確認されるや否や電気が消されてしまいました。私自身は、そもそもこの531列車に「なんにも用事がないけれど、汽車に乗つて・・・」という思いつきで乗った次第ですから高雄まで列車に乗るということ以外目的もありません。高雄に目的がない私は眠たい目をこすりながら、ホームのお尻から頭まで歩いて見ることにしました。
先ずは最後尾です。
何か連結と解放が今にもされそうな断面です。
そして先頭です。ちょうど終点の高雄まで牽引してきたE217機関車が解放され、留置線へ引っ込んでいくところでした。そして空が茜色にそまりはじめていました。
(どこにもピントがあっていないのですが、時間を表せる写真がこれしかなかった・・・)
中間部です。私の乗車してきた7号車を撮してみました。
その隣のホームでは非電化区間南回り線の莒光号が出発を待っていました。
高雄駅の北口です。この高雄駅(北口)は台湾鐵路の地下化工事中で既存の駅舎も臨時駅舎扱いになっているそうです。ここにも日本時代の駅舎があったのだろうな~など思いを馳せただけで、この後台南へ向かってしまったのは少々迂闊でした。ここから僅か100メートル先に「高雄願景館」として移設されていたのでした。
(旅々台北.comより)
これを見ずして高雄を後にしてしまったのは、いくら乗ること自体が目的とは少々不勉強きわまれりだったな・・・と帰国後に後悔したのでした。
コメント 0