少し情けない記事だな・・・ ~元気がなくなる日本の空 ~
最近、なんだか日本の空は寂しいニュースが多いと感じます。
かつては日本の空専用のB747(B747D)が開発される程、メジャーだった機体が瞬く間に去って行く。特に日本航空は航空会社単体では最大の発注数を誇るオペレータであったのに。
しかし、この様に大型機が消え去っていく背景には燃料費の高騰や航空会社そのもの経営基盤という問題以前に、日本の国全体の国力が衰退し人の動きが鈍くなってきているということもあると思う。
実際、他国に目を向ければ大韓航空やルフトハンザはA380やB747-8ICを積極的に発注している。と、いうことはむしろ日本のキャリアが大型機を必要としない程、日本國自体の経済活動が鈍化しているということなのだろう。
色々な指標はあると思うが、こんなところにもそれを感じてしまう。
実際、昨年訪れたシドニー空港と比較しても成田空港に飛来する機体は、ぱっとしない。
このような現状を鑑みれば、「惜別」なんてことはさておいておき、自らを省みて、各国の航空会社が500席クラスの機体を飛ばしても飛ばしてもまだ足りないと考えてくれるような魅力あるマーケットに日本が再び返り咲けるよう「悔しさ」を噛み締める時なのかもしれない、なんて勝手に思ってしまいました。
鶴丸も復活する事になったそうですし、是非再びA380やB747-8ICの鶴丸のシップが世界の空を駆け巡る日がやってくる事を願わずにはいられないです。「惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライトツアーレポート公開!」というもの寂しいサイトを目にして思わず書いてしまいました。
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