N700系に乗る [鉄道]
少々ネタとしては遅れたものになってしまうが、この15日にN700系に乗車する機会があった。
「鉄ちゃん」と呼ばれる次元からは、知識もバイタリティも程遠くなってきてしまったが、あたらしい車両が走り始めるとやはり乗ってみたくなるのは三つ子の魂百までというところだろうか。
運よく我が家のお墓は京都にある。結婚したのを機にこの連休の一日を使って嫁と我が家のお墓参りへ・・・という大義名分をかざして乗車する機会を作り出した。嫁さんは、ほとんど諦め状態とはいえ何も好き好んで朝6時の新幹線にすることはないだろうという顔をしながらも指定券を受け取ってくれた。
この日に限っていうと、結果的にこれが良い結果となるのだが。
のぞみ99号 品川6:00発 → 京都着8:05というスケジュールであったが、15日は台風4号の本州上陸により午前中は近畿より東海地方は暴風雨の大荒れの天気であった。私たちの乗車したのぞみ99号も、この台風を意識してキャンセルをした方が多かったのか、3連休の休日にしては2割ぐらいの乗車率でいたって静かな出発であった。(ただしホームでは子供も大人もカメラを向ける大盛況であったが。)のぞみ99号も途中運転の見合わせを車内の電光掲示板上では常に示唆していたのだが、富士川周辺で徐行運転をするにとどまり、40分ほどの遅れで京都へ着くことができた。
徐行運転中も少し長いトンネルがあると加速をするのだが、その加速力は座っていても何となく分かる程改善されていた。通常速度での運転を行った名古屋駅での出発には、回復運転を実施していたこともあるのだろうが、強く感じられた。
より平たい印象の方となった。
そして側面のエンブレム。
車内は700系に比べてすっきりとした感がする。空調の出口やテーブルの多きさなど随所に変更点はあった。なによりも変化を感じたのはシート。正直なところ硬くなった。
左の写真の赤い四角い枠の中が電源コンセント。
2009年には無線LANのサービスも始まるということだが、それ以前に電源を気にずることなく移動中に資料作り等ができるようになることは、ありがたい。
そういうこともあってテーブルが大きくなり、そしてシートが硬くなったのか!と、勝手に納得してしまった。もっともシートの硬さについては、きっと工学的な見地からきちんとした回答があるのだろうが。
まだグリーン車に乗っていないので、評価をするのは尚早かもしれないが、ひとまず東京~大阪を仕事で使うということであれば、窓側の席が確保できるのであれば、70点かな、個人的には。
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