ここはどこの国? ~聖火リレー報道にみる不思議?~ [ニュースから]
昨晩のニュースを見ていて、そして今朝の新聞の第一面を見ていて不思議だった。
どれを見ても五輪旗も、我が国の日の丸もほとんど見る事ができず、ただただ五星紅旗のみが大きく翻っていた。これには、何か異和感を感じぜずにはいられなかった
これは、どこかの特定の国で行われたイベントなのだろうか?
そこには、どこにも国際的な平和を願ったオリンピックもなく、そして日本国もなかった、ように私には見えた。2008年4月26日の長野は、漢民族により演出された漢民族の為のイベントであった。
種々の思惑の中で、結果として日本の報道においては五星紅旗が主役となり、日本政府は多くの警察官を導入して多額の費用をかけて「国際協力」をしたわけであるしかし結果的に、あの映像だけみていると、まるで長野、いや日本は五星紅旗の統治下にあるように見える。
私の住む日本国は、一応、民主主義国家である、と思う。
よって「自由」に、この様に現状に対して意見を述べることが出来る。そして外国人であろうと日本人であろうと「自由」に様々な意見を表現することができる。
それが非民主的な国の人であってもだ。
だからこの聖火リレーを通じて、色々な人が様々な意見を表明する自由はあるとは思う。しかし、オリンピックの行事の一つと位置づけて実施する以上は、近代オリンピックの目的の一つの「国際親善」という雰囲気を、主催国は表現する演出をする必要があったのではないかと思える。
オリンピックの開催を、国家の成長の重要な通過点として国威発揚へつなげることは構わないと思う。しかし、単にそれだけではなく、全世界からの耳目あつまる機会を利用して、国際社会で共に歩んでいけるパートナーであるという姿を作り、それをアピールしていくことも重要な要素ではないだろうか。
いま映しだされている姿は、あまりに独り善がりで、共に歩んで行けそうなパートナーにはちょっと無理があるように見える。
少なくとも私は考えてしまうな・・・・。
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