iTunes11へバージョンアップ! [ニュースから]
今日は娘の3歳児検診に私が行くことになったので、朝方のんびりとデスクトップPCに向かってニュースをみていたら、iTunesの最新版がリリースされたというラインを読み早速バージョンアップしてみました。
2012年11月30日 07:14 (RBB TODAY)
アップル、「iTunes 11」を公開……インターフェイスを全面刷新、クラウド連携強化
「iTunes 11」ライブラリ画面(アルバム) (RBB TODAY)
アップルは30日、「iTunes」の最新バージョンとなる「iTunes 11」の提供を開始した。「Apple Software Update」でのアップデート、または新規インストールが可能となっている。
「iTunes 11」では、楽曲のライブラリ表示をはじめ、ミニプレイヤー、iTunes Storeなど、ほぼすべての機能のデザインインターフェイスが刷新された。また、他デバイスで続きを再生できる機能など、iCloud連携も強化された。
ライブラリ表示はシンプルになり、コレクションをより探しやすくなっている。画面左サイドバーにあった切り替え機能は、画面上部にボタンとして集約配置されるように変更された(設定を変更することで、従来のサイドバーを表示することも可能)。
また楽曲アルバムを選ぶと、自動的に開き、詳細情報が表示されるようになった。テイストが似たアルバムを通知する「ストア内」のおすすめも表示される。「ストア内」では、好きなアルバム、アーティストあるいはジャンルを選ぶだけで、似たテイストを持つ曲がレコメンドされる。
ミニプレイヤーは、より小さくなる一方、さらに多くの機能が搭載された。「次はこちら」ボタンで、次に再生される曲が確認できるほか、表示された曲以外をライブラリを開かなくても選択できる。
iTunes Storeのデザインも刷新され、どのデバイスで購入しても、同じように表示され、同じように動作するようになっているとのこと。また一度プレビューした曲や、観た映画の予告編が、簡単に探せる「プレビュー履歴」も用意された。プレビュー履歴はiCloudに保存されるので、外出中にiPhoneでプレビューした曲を、自宅に帰った後にコンピュータでもう一度聴いたり、購入することもできる。
さらにiCloudとの連携は強化されており、アルバムや曲、映画をどのデバイスで購入しても、MacやWindowsパソコンのiTunesライブラリですぐに視聴可能となっている。オフラインで視聴したい場合は「ダウンロード」ボタンで、コピーを作成しローカルに保存できる。また視聴途中で他のデバイス環境に移っても、続きから再生できるようになっている。
インターフェイスが大幅に変わりました。
全体的にすっきりとした感じです。
アルバム画面ではプレイしているタイトルでは下の様な画面になります。
まだ、あげたばかりなので何とも言えないのですが、使いやすくはなったと思います。
錯覚かもしれないのですが、音の味付けも少し変化しているかもしれません。
朝、ゆとりがあるとこんな事も落ち着いてできるんだな~と思った朝でした。
さあ、ご飯を食べて3歳児検診だ。
横浜でストロンチウムを検出 ~ まだまだ出てくる放射能汚染? ~ [ニュースから]
なんだか不思議なニュースのような気がします。
これまで、あまり話題に上らなかったストロンチウムが、福島から250キロ離れた横浜で高濃度でみつかったことが話題になっています。
このストロンチウム は以下の様な特性を持っているようです。
放射性ストロンチウムは、I-131やCs-137とちがって、γ(ガンマ)線を出さず、β(ベータ)線のみを放出します。このため、放射性ヨウ素や放射性セシウムに比べて、検出も難しく、定量はまだできていないかもしれませんが、必ず存在しています。早野龍五先生のtweet; http://bit.ly/dICMpxとhttp://bit.ly/dR1HU4 も参照ください。
放射性ストロンチウムによる内部被ばくの量をつかむことはむずかしいです。γ線は、体の外まで透過しますから、透過線量を測ることで、内部被ばくの程度を把握できます。しかし、β線は、体内で止まってしまうため、身体の外から測定することが困難です。
今回の事故で大気に放出された放射性ストロンチウムの量は、4月7日現在まだ公表されておりません。チェルノブイリの事故で放出されたSr-90の量はCs-137の1/8程度と推定されています。また、Cs-137に比べてSr-90は大気中に放出されにくいため、より遠方ではSr-90はCs-137に比べれば非常に少ないとも報告されています。
【放射性セシウムと放射性ストロンチウム(4/8まとめ)より引用】
これまではセシウムが何十万ベクレルという高濃度で発見されているのに、ストロンチウムはその100分の1にもなりませんでした。原子炉の中では同じようにでき、性質も似ている様ですが、検出が難しいので話題に上らなかったのでしょう。
あるいは、俎上に敢えてあげてこなかったのかもしれません。
しかし、セシウムと同じように作られる様ですから、セシウムがある所、少なからずストロンチウムもあると考えることが自然な気がします。
ストロンチウムも猛毒で骨に蓄積し白血病の原因となります。ただセシウムより蓄積するところが限定されているので、さっそく防御をしましょう。
人間の骨は主としてカルシウムでできていますが、毎日、少しずつ溶けて少しずつ食品からのカルシウムで骨を作り直しています。普通の生活をしている人は1日200ミリグラム、寝ている人は1日400ミリグラムのカルシウムが尿中にでます。そこで、カルシウムを少し余分にとっておけば、ストロンチウムは骨に入りにくくなります。 骨は本当はカルシウムを必要としているのですが、カルシウムがなければ仕方なくストロンチウムをカルシウムの代わりに使うので、カルシウムさえ一緒にとっておくのが良いからです。
【横浜のストロンチウムと子供の守り方(緊急の2)より引用】
既にあるものに対しては、文句のつけようがないのでとりあえず、海外から入ってきた乳製品を摂取させることで、子供に対しては防御をするしかないのでしょうね。
世田谷や千葉でも高線量検出が相次いでいます。
そして、マグニチュード9越の地震が日本列島には過去発生してきた可能性もニュースとなっています(宝永地震はM9!? 静岡大教授が発表) 。
今回の地震はさておき、原発再始動を政府や経済界の重鎮方の中には意見もきかれますが、いまこそこれまで抱き込んできた、様々な<臭いものに蓋をした>的な情報を世界に対して遅まきながらも発信して行くべきではないでしょうか?
話は少し飛びますが、海外のオーケストラが来日をキャンセルする、絵画や美術品の貸出がキャンセルされるというのは、遠巻きながら日本に対する世界の人達の意識を反映しているものだと思います。
抱き込んでいる物が大きく、それが露見した時は、経済的なマーケットとしてのいまの立場や、農産物はいうに及ばず、工業製品すら受け入れてもらえない様な事態になるやもしれません。この世の中、ウィキリークスなんてものもあるのですから。
いまの内閣は、ひたすら口を結ぶ事が是とされているように見受けられますが、その口が、早く且つ正確な情報を語りはじめ、次の一手に向けた政策に進む事を願ってやみません。
ニュースを読み、日々、思っていた事を書いてみました。
民主党よ醜いぞ! [ニュースから]
民主党の暴言に、自民党の携帯電話。どちらも大人としての振る舞いができない子供なのだろう。 そんなやからは国会議員から潔く身を引くべきだが、どちらがより悪質かといえば言葉を発した民主党の中井洽だろう。
小学生以下の振る舞いに民主党が党を挙げて泥仕合を演じている様は見苦しい。
潔く身を始末させる方が、今後の選挙に向けてもいいかとは思うが。
基本的なマナーすら身に着けられず、社会人になってしまった大人のお粗末な姿だな。
あ~、見苦しい。
ドコモの「Android」搭載スマートフォン [ニュースから]
ドコモのスマートフォン発売がニュースになっている。
そして、これがiPhone 3GSへの本命対抗馬のように書かれている。
携帯端末を自分で用意して、どの機種にも好きなキャリアのSIMカードを挿すだけの諸外国ならば、そんな構図もまああるかなとは思う。
しかし、日本の様に通信キャリアが端末の価格を設定している「ガラパゴス市場」では、ちょっと違うのではないかな~と思う。
ドコモはこれまでだって幾つかのスマートフォンを発売してきている。例えば、BlackBerryだってそのひとつだ。
でも、思った程契約数を伸ばせないでいる。
個人的には端末の魅力といった観点での競争ではなくて、固定費として見た時の月額費用という点においてドコモは負けてしまっていると思う。BlackBerryは少なくとも8000円前後ぐらいが最低限の月額費用。
販売の方に言わせると、機能や質はどこの端末メーカーにも負けません。そしてそれが、海外のセレブの皆様に受けている様で・・・。130万円するNokia VERTUぐらいまでいくと、う~ん、そうだねと思うけれどね。
ドコモが本当にコンシューマー市場で頑張るなら、もう少し通信費用や、端末代を見直すなりキャンペーンをはるなり、相当頑張らないといけないだろうな~、と思った。
身体に悪そうな全身透視スキャナー [ニュースから]
見捨てられ置き去りにされる日本市場 ~ 寂しい東京モーターショーからみる今日 ~ [ニュースから]
第41回東京モーターショーが一般公開されたようだ。
ニュースで見ていると世界の五大自動車ショーのひとつと言うわりには、会場には悲哀感さえ漂う。
出品者数が2007年の246社から今回は113社へと半減したそうな。しかも海外の自動車メーカーで出品したのはわずか3社。
マスコミもはっきりと言えばいいのだ。
アジアにおいて「東京」は、見本市を開催する地位にありません、と。
だれが、こんなしょぼいエキシビションにお金を払ってまでいくというのだ。
今年の4月に行われた上海モーターショーでは、金融危機の煽りを受けているにもかかわらず合計17万平方メートルの展示会場に1500社が出品している。雨後の竹の子のように自動車メーカーが出現しているということもあるのだろうけれど、東京の展示面積に至っては8分の1の2.2万平方メートル。
売り上げ台数だって、中国の半分。しかも今後伸びる可能性があまりない、とくれば欧米メーカーからみれば上海での開催を選ぶに決まっている。日本のメーカーだって、お金のかけがえのある上海にまとめてお引っ越しなんてことを言うだろう。
あるいは、もう言っているのかもしれないが「情」に訴えられてしょうがなく日本での開催を小規模であるにせよ出品を飲んだのかもしれない。
こういった、日本を通り過ぎている事例は枚挙に暇がない。
日本の市場は、古いしがらみや、現在利益を吸っている寄生虫的関係者に雁字搦めになり改革できないうちに見捨てられてしまったのだ。
航空市場だって同じ事だ。
いつまで経ってもできない「いなか」の空港。しかも着陸料は世界一高いときている。
不必要に増えた地方空港を潤すために、国際線の勧誘を積み上げてみれば仁川空港を極東エリアにおけるハブ空港に成長させてしまっていた。
常識的に考えれば、羽田と成田で乗り換えなんて面倒くさいこと誰がするのか。
この空港間に乗り換え専用の無料新幹線も走っていれば、まだ考えられたのだろうが。
感情論で韓国や中国は嫌だと、島国根性の大衆が騒いでいるうちに、騒ぐまでもなくより発展性のある彼らの市場で物事が決まる様になってしまっている。
もしかしたら、日本企業の面をかぶっているが、資本は中国・韓国になっている企業というのも増えているのではないだろうか。
東京モーターショーの落日を見て、そろそろ私の様な一般大衆も、この島以外でも生活基盤を持たなければいけないのだと思った。
いや、もう遅いのかもしれないけれど。
電子書籍リーダーの報道にみる不思議 ~日本で使えないものが、ニュース?~ [ニュースから]
Amamzonの「Kindle」にSONYの「Reader Daily Edition」。
日本のマスコミがしばしば出す電子書籍リーダーのニュース。
不思議なのは、国内では使用できないのに報道だけはある。
これはいったい何を意味するのか?
米国は進んでいて日本は後進国という卑下か、はたまた米国礼賛か?
国内で電子書籍が全く販売されていないわけではないのだが、何故か普及しない。
読んだ話では、紙の上で表現されている著作権のありかたや、得られた利益の分配の仕方、流通のありかた等々、既存利益集団からの色々な横槍があるようだ。
その様な状況を、誰かが打破しようという大きなうねりは見ることができない。
とっても穿った見方なのだが、日本のニュースの書き手は、読者を煽ってその流れを作りたいのだろうか?
とはいえども、聞いている話で考えると私には、実際の使用者に以下のようなメリットがあると感がル。
- 複数の書籍を1台にまとめて持ち歩ける
→ 論文を書いている時など、いつでも本を持ち歩ける
→ 出張時も重たい思いをしなくてすむ
→ PDFファイル等の資料も一括できる - 1冊あたりの単価がさがる?
→ いわずもがな。少ないお小遣いのやり繰りに少し余裕が生まれる
→ 購入量を増やせる - ネットワークを通して、気軽に書籍を入手できる
- 電子化することで品切れがなくなる?
これで、図書館等もこの電子書籍が使用できる様になれば言うこと無しなのだが・・・
(ファイルに期限等を設ければ、図書館は管理コストを大幅に低減できるのでは?)
と、いうことでニュースを見て飢餓感を煽られるには、もうウンザリだ。
報道機関よ、新製品や海の向こうでどうなっているのかはもういい!
貴方たちの仕事は、日本で普及させるにはどうすれば良いかをもっと積極的に議論を展開することだ、と思う。
そうでなければ、この手の意味のないニュースはもう不必要だ。
(もしかし、ニュース収集能力が低下していて、仕方なく海外の新製品でお茶を濁しているのか?)
そういえば、裁判官の審査もある衆院選 ~ 判断材料を提供しないマスコミ~ [ニュースから]
衆院選が最後の盛り上がりをみせている。
と、いうより、朝から騒々しい。
なぜ、日本の選挙は叫き立て、名前を連呼する事で当落が確定するみたいな状況になってしまったのだろうか?
まあ、それはおいておく。
選挙が政党の争いになるというのは、それは当たり前の事なのだが、この衆院選にはもう一つ大切な投票がなされる。それが「最高裁判所裁判官の国民審査」だ。
新聞等には各裁判官の「裁判官としての心構え」「最近読んだ本」「趣味」といったプロフィールに大きく紙面が割かれているが、肝心の「この裁判官は過去にどんな判決を出したのか」はほとんど分からない。
実は、これが一番大切なのではないだろうか。
前回の選挙の際には、これを全く意識していなかったので、調べて行くのを忘れていたが、今回はと思い調べ始めた。
まず、裁判所のWEBサイト。
新聞と五十歩百歩。まったく判断の材料にはならない。
じゃあ、判例からとも思ったけれど、そもそも何時、どんな裁判が行われていたかを詳細には知らないし、全部見るのがつらいので断念。
この国では、最高裁判事の任免権限は、憲法によって最終的には国民の手にゆだねられてきたというのに、なんでこんなに分かりづらい資料しか提供されていないのか?
そもそも、そんな事をさせまいとする意識があるのではないかと疑いたくなる。
なので、結論として適当に○をつけるという消極的な信任投票をすることになるのだろう。
でも、ひとまず怪しげな人を私はみつけた。
それは、外務省から天下りした元外務事務次官の竹内行夫判事である。彼は外務事務次官の当時、米国のイラク攻撃を支持し、自衛隊をイラク派遣に派遣した責任者だ。
彼は外務事務次官の当時、米国のイラク攻撃を支持し、自衛隊をイラク派遣に派遣した企画責任者だ。
単なる米国の追従外交を展開した責任は、今後の日米関係のありかたに大きな影響を残したのではないだろうか。(ドイツの様になぜ、独自の確固たる意見がもてないのだろうか。)
その自衛隊のイラク派遣を、名古屋高裁は昨年4月違憲であると断じた。つまり、憲法を破った人物が「法の番人」となるなどということが認められていいはずがない。
それでは、個人的に、もう少し考えたいという方の為には以下のようなサイトがあった。
是非、参考にしてあるべき権利を行使したい。
「忘れられた一票 2009 ★ 最高裁判所 裁判官 国民審査 判断資料]
投票率を伸ばすGood Idea! ~でも、自民党には嫌われるだろうな・・・~ [ニュースから]
衆議院選を明後日に控えて、選挙管理委員会のニュースを幾つかみた。
朝のテレビのニュースでも取り上げられていたのが、開票時間を如何に短縮化するかという話だった。
勿論、人件費がかかる以上は、業務を効率化させて時間の短縮化を図り、経費節減を目指すのが税金を使用している以上は当然とは思う。
「マニフェスト研究所の試算によると、開票に携わる自治体職員は全国で約31万人。深夜手当を含む時給は平均3500円で、開票を1時間縮めると約11億円の人件費削減になる。」
だ、そうだ。
しかし、テレビでは絶対に言わないが投票率を高めるのも選挙管理委員会のお仕事ではないだろうか?
好評JR松本駅の“駅ナカ”投票所 衆院選、期日前投票
8月28日7時56分配信 産経新聞
JR松本駅構内に設置されている期日前投票所=27日、長野県松本市(撮影・桐山弘太)(写真:産経新聞)
投票率アップを狙い長野県のJR松本駅構内には、期日前投票所が設置されている。低投票率に悩む松本市選管が、人が集まる“駅ナカ”に注目。今回が初めての試みという。同市選管では「投開票前日までには6000人を超える見通し」だという。
スーツケースを手に家族と訪れた男性(49)は「これから家族でハワイ旅行。便利ですね」と有権者の評判も上々のようだ。
そう考えると、松本駅における取組は非常に画期的かつ、みんなが求めるものではないだろうか。
国民の義務である投票を行くことは、個人的にはやぶさかではない。
しかし、出かけるついでに行こうとしても投票所は大抵、駅とは逆だったり、繁華街とは逆の学校や公民館。
これでは、わざわざ来ないように仕向けているとしか思えない。
老舗の党にしてみると、都市部の浮動票が下手に流れ込むのは嫌だから、あまりその点を問題にさせないようにしているのだろうか?
マスコミも是非、今回の松本の取組を大きく取り上げて、今後各地の選挙管理委員会がこういった投票率向上に努めるように世論をもっていてほしいものだ
男性の育児取得率減る! ~ 世の中そんな悠長では・・・ ~ [ニュースから]
つくづく役人というのは「バカ」なのではないだろうか。
なんと無駄な調査をしていることか。
このご時世、率先して「育児休業をとります」なんていったら、それこそ会社に「バカか」と言われてしまう。
(と、いうよりも言われた・・・)
つまり、取りたくても、男性にはそんな権利を認めてもらえるような風潮には、世の企業はないのではないだろうか。
育休取得率、男性減る=女性9割超に-08年度厚労省調査
8月18日19時0分配信 時事通信
厚生労働省は18日、雇用均等に関する2008年度調査の結果を発表した。育児休業(育休)の取得率は、女性が前年度比0.9ポイント上昇し90.6%。これに対し、男性は0.33ポイント低下し1.23%だった。
育休取得率は1999年度と比べた場合、9年間で女性が34.2ポイント増加したものの、男性はわずか0.81ポイントの上昇にとどまっている。ただ、6月に成立した改正育児・介護休業法は男性の取得促進策も盛り込んでおり、同省は今後、目標とする10%への引き上げを達成したい考えだ。
育休の取得期間を男女別に見ると、女性は「10カ月以上12カ月未満」の32.0%が最も多かった。ほかは「12カ月以上18カ月未満」の16.9%、「3カ月以上6カ月未満」の13.6%だった。
一方、男性は「1カ月未満」が54.1%に上った。「1カ月以上3カ月未満」の12.5%がこれに続き、女性に比べ短期間しか取らない傾向が鮮明になっている。
調査は昨年10月、常用労働者5人以上を雇用する約1万カ所の民間事業所を対象に実施。有効回答率は72.8%。
調査で、<「1カ月未満」が54.1%>と述べている様に、取得できたとしても、せいぜい数日が良いところだ。つまり取得しましたと、いうポーズをこの調査の為に人事部や総務部といった手近な部署で行い実績作りに励んでいるといったところではないだろうか。
まだまだ、育児休業というのは女性の為のものという考え主流のように思える。
事業所協議会に出て、人事部長の言葉を聞いていてもその様なニュアンスが強い。勿論、はっきりとした言葉で言う事はないが。
しかし、それも致し方がないと思う側面もある。
役所にしても多くの企業にしても、お休みの決済をする人達の世代は、男が育児休業を取るなんていく概念のない世代なのだから。
先進的な企業はどうかは分からないが、私の勤めている会社では、少なくとも育児休業者が出たからといって計画的な人員配置が行われる訳ではない。
むしろ、人事DB上に在籍している限り、員数とみられて補充がない。
私の課でも1人、5月から休んでいるのだが、その分の仕事は残った人間に、「大丈夫だよね?」の一言で落とされた。あ~なんて無計画な会社なのだろうか。
と、いう状態なので、私も子供が秋に産まれるので是非、特別休暇+2週間程、嫁さんの体力が復活するまで休みたいな~と上司に呟いてみたのだが、結果は上述の通りであった。
私の場合は、これ以上振る相手がいないので~という話のだろうが、世の一般的な話でいえば、そんな事を言ったら仕事がなくなってしまうというケースの方が多いのではないだろうか。
あまり、選挙の焦点にはなっていないけれど、せっかく作られた制度を皆が安心して使える就労環境作りという観点も政治家の皆さんにはもう少し持って頂きたいな~と思う。
新しい制度を創ることも大切だけれど、それが上手く運用されているのか使い勝手はどうなのか?といった視点も、選挙戦の中では是非議論して頂きたいと思う。