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JAL日本航空 先得

JALの飛行機が変わっていく ~ 羽田空港のJASの残像(MD-81/90/A300)最後の夏? ~ [飛行機]

消えゆくJASの残像
先日、8月31日に出された更生計画案によれば、

1 事業計画の骨子
●航空機機種数の削減
747-400,A300-600,MD-81,MD-90 の全機を含む計103 機を退役させる。JALI の航空機機種数は現行の7 機種から4 機種まで削減する(リージョナルジェット機を除く)。
●機材のダウンサイジング
効率性の高い小型機737-800,更に小さいリージョナルジェットE170,将来的な国際線の戦略機787 の導入を進める。

と、いうことらしいです。
確かに、JASを統合した際にすべての機種を残してきたのだから効率が悪いことは否めないのでしょう。人員配置の問題や、労組とのからみもあったように思えるのですが、それを整理するのが管理職のお役目。

きっと、嫌な役回りは後世に残しておこうという人が多かったのでしょうね。あるいは、そうすることが許される環境でもあったのでしょう。 来年も再来年も同じ事を繰りかえしていくことが重要な農耕民族的な思考であったのでしょうが、会社を取り巻く環境は、田んぼではなく日々環境が変化する狩りの場になってしまっていた・・・・、というところでしょうか。

そうなるとアングロサクソン的にばっさりと対応しなければならなくなる。
いまの日本社会が抱える縮図を、航空業界は一足さきに見せてくれているのかもしれませんね。

さて、それはさておき。やはり日本の空からいなくなると聞くと、寂しさが募るのは何処もかわりはなく。MD-81はDC-9と呼ばれた時代から旭川線がjet化した際に乗った思い出深い機種だし、A300もこれまた帯広へ飛ぶ際に数知れず乗った機種です。

a300_md81.jpg 

その出会い。
奥がJA8556(MD-81)と手前JA015D(A300)。
md90.jpg

JA005D(MD-90)は、日本エアシステム所属時代には黒澤明監督のデザインした塗装(1号機)でしたね。

この夏の羽田では、まだまだ日本エアシステムの残像は、衣を替えて活躍をしているのでした。
そして、この夏が彼らの最後の夏になるかも(MD-81はもうさよならが確定していますね)しれませんね。撮るのも乗るのもいまのうちでしょうか。


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