B787のひなたぼっこ ~ とべない翼~ [飛行機]
先月の16日に高松空港に緊急着陸したB787ですが、ニュースを見ているとテスト飛行を開始したや、下記の引用の様な部分的な改善で改めて形式取得を試みているようです。
この事故により、すっかり夢がしぼんでしまったかのようなB787。ボーイング社は運航停止となっている787型機「ドリームライナー 」のリチウムイオンバッテリー について、火災リスク を最小限に抑え、より長期的な解決策を模索しながら運航が再開できるよう、設計の見直しを検討中であると Wall Street Journal (WSJ) が報じた。
米政府当局者や業界関係者が同紙に語ったところによると、ボーイングは熱や火が広がる危険性を抑えるため、リチウムイオン電池のセルの間にあるセパレーターの増強を検討しているという。また、セルが動くことによって起こる電子機器と干渉を防ぐため、セルをよりしっかりと固定することや、改良した熱センサーの取り付け、出火した炎や化学薬品の漏れを防ぐためのバッテリーカバーの増強なども視野に入れているという。
設計の見直しについての詳細は発表されておらず、また、見直しには日米の航空当局による承認が必要だ。WSJ の情報源によると、最善のシナリオでは、3月にもドリームライナーの運航が再開される可能性もあるという。Image credit: Martin Deutsch, Flickr]
(原文:Alexis Santos 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)
飛行が禁止されているために駐機させておくしかないわけですが羽田空港の整備場には、冬の寒空の下、再び羽ばたく日に備えて羽を休めていました。(2013年2月10日)
松山空港(愛媛県ね)でも、飛行できないB787がスポットを占拠しているようです。
ボーイング787で続出したトラブルの影響で、愛媛県の松山空港に1月16日から足止めされたままの機体が、空港業務の重荷になっている。もともと駐機スペース(スポット)に余裕がない中、機体は2機分のスポットを「占拠」し、空港側は駐機のやりくりに四苦八苦。春の新ダイヤでは増便も決まっており、機体がとどまり続ければ「定期便の運航に影響が出かねない」と困惑している。 全日空によると、787は3月30日まで… [記事全文] 2013/02/10 18:27 【愛媛新聞】
JALにせよANAにせよ戦略的なポイントは異なれども、期待多き機体であったことは間違いないはずです。はやく飛び回る姿が見たいですね。
ぶらっと立ち寄った羽田には ~787が、政府専用機が! ~ [飛行機]
ANA、ボーイング787の特別塗装機を発表 ~病める心を和ませるニュース~ [飛行機]
子供が39度台の熱が続き、奥さんに変わって明日は私が会社を休む事にしました。
それを切り出した瞬間、周囲の視線が冷たかったな・・・。
「奥さんは休めないの」
(私の内なる声:いや~、もう3日も休んでいるし・・・。)
「子供つれてきてしまえば?」
(私の内なる声:おいおい、マジで言っていますか?そりゃ子供連れてきてはダメだとは就業規則には書いてないけれど、9度台の子供を連れ歩けないだろう!)
職場で既婚者7名中、奥さんが専業主婦という家庭が5件。
残る1人の同士はオフィスから歩いて10分の場所に自宅、15分圏内に保育園。意外と奥さんが融通の利く職種らしくあまり私の様な事には陥らないようで・・・。
最後のだめ押し、上長からは「奥さんに仕事考えてもらえば~」だそうで。
まあ、会社が違うから問題にはされませんが、同じ社内ならかなりきわどい一言を投げられてしまいました。
まあ、ここはあえて鈍感になります。
しかし、そうはいっても心はには重く引っかかります。
そんな、重い気持ちを少し和ませてくれるのが、パリ航空ショーのニュースです。
最近、コンピュータの世界がいまひとつなのに対して、A380やB747-8など今年も航空業界は楽しそうな雰囲気です。
そのような中で、
ANAは、今年8月~9月に世界で初めて最新鋭の飛行機ボーイング787を受領することを記念して、初号機と二号機に特別塗装を施すことを決定し、パリで行われているエアショーにて本日発表いたします。受領三号機以降は、通常のANA塗装機となります。
【特別塗装のコンセプト】
1)
787が世界で初飛行することを訴求すべく、胴体の前半部分に大きく「787」のデザインを入れております。2)
胴体後半の藍色に交差するラインは、「ANAのネットワーク」「ANAのプロダクトサービスブランド*」を表現しております。*ANAのプロダクトサービスブランド「Inspiration of Japan」の3つのキーワード:
[1]イノベーティブ、[2]際立つ個性、[3]モダンジャパン
と、いうニュースがありました。
ボーイング787型機(以下、787)の国内検証プログラム(※SROV)のニュースもありますし羽田へどこかのタイミングで行かなければ~と浮かれていた中で早々と2号機の話題と延び延びになっていただけに気分を高揚させてくれる話です。
デザイン的には胴体前半部の「787」というのが特徴なのでしょうね。
これからますます、B787の話題は盛り上がっていくのでしょうね~。
うちのお嬢様は、明日は少し回復してくれるかな・・・・・
JALの飛行機が変わっていく ~ 羽田空港のJASの残像(MD-81/90/A300)最後の夏? ~ [飛行機]
消えゆくJASの残像
先日、8月31日に出された更生計画案によれば、
1 事業計画の骨子
●航空機機種数の削減
747-400,A300-600,MD-81,MD-90 の全機を含む計103 機を退役させる。JALI の航空機機種数は現行の7 機種から4 機種まで削減する(リージョナルジェット機を除く)。
●機材のダウンサイジング
効率性の高い小型機737-800,更に小さいリージョナルジェットE170,将来的な国際線の戦略機787 の導入を進める。
と、いうことらしいです。
確かに、JASを統合した際にすべての機種を残してきたのだから効率が悪いことは否めないのでしょう。人員配置の問題や、労組とのからみもあったように思えるのですが、それを整理するのが管理職のお役目。
きっと、嫌な役回りは後世に残しておこうという人が多かったのでしょうね。あるいは、そうすることが許される環境でもあったのでしょう。 来年も再来年も同じ事を繰りかえしていくことが重要な農耕民族的な思考であったのでしょうが、会社を取り巻く環境は、田んぼではなく日々環境が変化する狩りの場になってしまっていた・・・・、というところでしょうか。
そうなるとアングロサクソン的にばっさりと対応しなければならなくなる。
いまの日本社会が抱える縮図を、航空業界は一足さきに見せてくれているのかもしれませんね。
さて、それはさておき。やはり日本の空からいなくなると聞くと、寂しさが募るのは何処もかわりはなく。MD-81はDC-9と呼ばれた時代から旭川線がjet化した際に乗った思い出深い機種だし、A300もこれまた帯広へ飛ぶ際に数知れず乗った機種です。
その出会い。
奥がJA8556(MD-81)と手前JA015D(A300)。
JA005D(MD-90)は、日本エアシステム所属時代には黒澤明監督のデザインした塗装(1号機)でしたね。
この夏の羽田では、まだまだ日本エアシステムの残像は、衣を替えて活躍をしているのでした。
そして、この夏が彼らの最後の夏になるかも(MD-81はもうさよならが確定していますね)しれませんね。撮るのも乗るのもいまのうちでしょうか。
下総航空基地、平成22年度ちびっ子ヤング大会へ ~ 子連れで行ってみた~ [飛行機]
以前のどこかのサイトで下総航空基地のちびっ子ヤング大会は、アットホームで且つクルマで行っても大丈夫だという話を読んでいたので、嫁と娘(8ヶ月)を伴って出かけて見る事にしました。
前回のポストと逆転してしまったのだが、翌週はサグレス号を見にこれまた2人を同道したので、嫁さんからは、どこかへ連れって行ってくれるのは構わないが季節を選んでくれと文句を言われてしまった。ついでに、あらためてオタクな夫を持ってしまったことを実感しているそうだ(笑)。
さて、2010年度は7月17日(土)でした。
たしか、この頃から関東地方は梅雨明け。兎に角、暑いけれどやっと夏が来たなということを最初に実感できた週末だった様に思います。
我が家からクルマで1時間半。
カーナビの言うとおりではなく、高速と幹線道路を使った方が早かったと気が付いたのは帰りの話。
門のところでパンフレットをもらい駐車場へ。
地域の方の剣道大会サッカー大会なども開催されており、マニアの為の解放日と言うよりは本当に地域交流の為の基地解放日なんだな~という事が伺えました。
我が家のちびっこは、ようやく立ち上がったばかりなので広い基地内はキャリアへのせて移動。
更に、広い基地は大人だって歩くのはつらい。とおもったら、循環バスがありました。
早速、航空機展示場へ。
先ずは、噂のP-2J ♯4774号機を発見!この日は、屋外に展示されていました。
管制塔の見学や、消防自動車に乗れるなど普段できない事が、できるので子供達は暑さにめげずに並んでいました。
エプロンには、本日、私のお目当てのYS-11が。
そして、その横にはP-3Cが駐機していました。右側の写真奥にも海上保安庁のYS-11が駐機しているのですが、これはこの基地がベースとか何か作業の為の飛来ではなく、既存の下総航空基地所属のYS-11をメンテナンスする為のパーツ取りよう機材だそうです。
そういわれてしまうと、確実にこの機体(YS-11)の退役は指折り数える状態なのだという事を実感させられます。
ハンガーの中では。機内見学用として#6904が割り当てられていました。
待っている間、隊員の方と話をしていたのですが、
・操縦する難しさはあるものの、本当に飛行機らしい飛行機だとの事
・安定度は高い
・しかし、#6904号機も今年(2010)のどこかで退役に。来年はいないでしょう
と、いうことで記憶には残らないでしょうか、コックピットの機長席に座り、写真をぱちり。
その他、なにかガシガシいじっていました。
(後で、調整と整備はするので何をしても良いとの事でしたので・・・)
とは、いっても一番楽しかったのは私です。はい。
最後は、機内のトイレ
自衛隊のトレイはカーテンなんですね。質実剛健というか1グラムたりとも無駄な物はつまないという姿勢か、なんだか感心してしまいました。
まとめ。
まだYS-11がいたら来年もいきたいな。そうではなかったら、娘がシュミレータやら制服着て記念撮影ができるぐらいに再訪してみたいと思います。
羽田空港、いまむかし ~ジャンボ機が女王であった時代~ [飛行機]
実家に行った際に部屋を整理していたら、ひょっこりネガが出てきた。
なんとも懐かしい、旧羽田空港の見学デッキからの写真である。
早速、スキャン。
そのなかでも、こんな絵はなかなかないなと思ったのが本日取り上げました写真。
手前は、日本航空のB747、そして奥が全日空のB747。細かい機種はわかりません。
なにせ、へたくそな上に乱視が眼鏡で補正しきれないぐらい強い私が愛用のNIKON FEで撮影したものである。機体番号がちゃんととれているものだない。
(残念!)
もともと、「乗り」が主で「撮り」はおまけやお付き合いだったので・・・・
(はい、言い訳です)
でも、これを見ると当時の暗黙の力関係が見えてくる。
ボーディングブリッジを使用する日本航空、そして沖泊めされている全日空。
とはいえども、昨今の空港ではこの様な駐機のしかたはあまりないと思うので、今となってはなかなか珍しい状況なのかなと思う写真であった。
A380がニューヨーク - パリ間に就航 ~就航第一便に搭乗しませんか?~ [飛行機]
ついに、エールフランス航空でもエアバスA380でフライトが誕生するらしい。
就航第一便は11月23日。
11月23日よりニューヨーク-パリ間を一日一往復運航(水曜日を除く)するそうだ。
スケジュールは、
- AF006便は、パリ・シャルル・ド・ゴール空港をPM1:30に出発し、ニューヨークJFK空港にPM3:45に到着。
- AF007便は、 ニューヨークJFK空港をPM7:10に出発し、 パリ・シャルル・ド・ゴール空港に翌日AM 8:45に到着。
と、いうことだ。
その就航便のチケットがオフィシャルにオークション形式で販売されている。
オフィシャルサイトでは以下のような誘い文句書かれている。
オークションに参加する、3つの理由 :
- エールフランス航空のA380の旅を、一番に体験いただけます。
- ニューヨーク、パリ間のフライトで、限定された機内販売アイテムをご購入いただけます。
- オークションの利益は、エールフランス財団の”ストリートチルドレン”支援プログラムに寄贈されますので、このプログラムをサポートいただけます。
初物好きの好事家の皆さんにはたまらんニュースですな。
私もご多分には漏れない方なのだが、とはいえども、パリにしろニューヨークにしてもそこまで行くだけの時間もお金もない。なので、ここはこの話題をポストしておしまい(涙)。
現実は厳しい(苦笑)。
(もしかして、色々散財していなければなんとかなった・・・・)
限定の機内販売が気になるな~。
ということで、「A380型機は日本路線では2010年度夏期スケジュールにて導入され運航する予定です。」というコメントに期待してお金を貯めますかな。
羽田空港新国際線ターミナル ~ 工事進行中!~ [飛行機]
最近、やる事がいまいち遅い(自分自身の。)
これは反省しなければ。
できる事、整理すべき事はその日のうちにするようにしないとな・・・。
と、思いつつも仕事に追われる毎日。
5月から産休に入った人の仕事をお被っているのだが、ちょっとつらい。
さて、本題。
先週の日曜日、運動も兼ねて多摩川を河口へ自転車で散歩。
気が付いたら羽田空港までいっていた。
写真は、建設中の新国際線ターミナル。
京浜急行は地下なのでどの様な工事がされているかわからないが、モノレールは新ターミナルビルへ向かって線路が延びているのがわかる。
開業するのは来年(2010年)の10月。
モノレールの線路は新ターミナル経由になっている。
将来的には、現行の線路(写真手前)は廃止になるようだ。(詳しくはこちら)
夏雲と川崎人工島
青空になりきれない、空模様がちょっとうらめしい日曜日でした。
(それに対して、今週は良い天気だな~)
Premium Classへの誘い・・・。やはり広いし楽だよね~♪ [飛行機]
久しぶりに国内線に乗った。
と、いっても飛行機で移動することじたい、3月に台湾へ行って以来だ。
結局、自分自身で出かける仕事から遠ざかってしまっているので、出張が都内か新幹線でいく出張しかなくなってしまっていたというのが、理由なのだけれど。
すっかり陸マイラーになってしまっているので、仕事の方法を少しかえないとな~。
その第一弾として広島へ行ってきた。
当初前泊の予定だったのだが、B747に乗るチャンスがどんどんと減ってきているので、敢えて始発の便に変更した。そして、早朝便だし今ならキャンペーンで追加料金が5000円だからという、色々な屁理屈を考えてPremium Classへ席を変更!
早速、専用保安検査場を通って、ラウンジへ。
土曜日ということもあったのだろうが、朝から生ビールを美味しそうに飲む方々やお仕事をされる方々。年齢もまちまちだが、どちらかといえば中高年といわれる世代がほとんどだろうか。
私も40分程、コーヒーを飲みながら資料まとめとメールの返信をして過ごす。電源が確保できるのは非常にありがたい。
ゆっくりとした後、機内へ。残念ながら搭乗機は改修がまだされていないので、座席間隔は38インチの昔ながらのシートだった。私はどちらかというと大きめの体系(俗に言うところのメタボ候補生)なのだが、このシートでも充分に広い。
B747の場合、Premium Classは前方に設置されているから前席ほど横幅が狭くなる。他の機種ではコックピットが必ずあるからこういった感じはない。こういう感覚も将来味わえなくなるのだからと思うと今回の座席変更は、良かったと思う。
ANA671便は、ほぼ定刻にプッシュバックされ、特に待たされる事もなく離陸。これも早朝の滑走路が空いている時間ならではだ。富士山を左手に見えたぐらいにお待ちかねの朝食が出てきた。
~Menu~
- サンドイッチ
- アンコウの唐揚げと海老の野菜添え
- ローストビーフ
- リンゴ・キウイ・オレンジ
- 栗のブランデー付け
合計 490kcal也。
朝食としては充分だ。
雲か気流かはよく聴いていなかったが、到着自体は少し遅れた。
そして、着陸してびっくり。あらら、雪が舞っているよ。
と、いう事で久々の広島は、私にとって今年の初雪となった。
僅か1時間ちょっとなので、わざわざ広い席に高いお金を払ってという御仁もおられるかもしれないが、忙しい時に専用の保安検査場をさっさと抜けて、コンセントのある環境で仕事をして、乗ってしまったら食事をしながらゆっくり一休み、そしていの一番に降りられるというトータルのコストを考えれば、それ程高くはないのかも・・・、と思ってしまう。
とはいえ、そうしょっちゅう乗れる程のサラリーは、まだもらっていないから、やはりたまの贅沢になるかな~。今度、JALで出張する際には、ファーストクラスを挑戦してみようと思う。