韓国でも一騒動 ~またも騒動の聖火リレー~ [日々の戯言]
国内のニュースを賑わした長野の聖火リレー。
ただただ中国人の大騒ぎだけが目に余った週末が終わり、聖火リレーは海を渡って韓国へ。何となく後はそれ程、大騒ぎにはならずに日程が消化されていくのかと思っていたらそんな事はなかった、みたいだ。
- 4月27日 ソウル(韓国):Seoul
- 4月28日 平壤 ピョンヤン(朝鮮民主主義人民共和国):Pyongyang
- 4月29日 ホーチミン市(ベトナム社会主義共和国):Thanh pho Ho Chi Minh (Ho Chi Minh City)
- 5月2日 香港(中華人民共和国特別行政区):Hong Kong
- 5月3日 澳門 マカオ(中華人民共和国特別行政区):Macao
この日程を見る限りは、後は「友好国」ともいうべき影響度がより強い国と地域だから、すんなりと終わるのかと思っていたら長野の翌日には大きな騒ぎが起こっていた。YouTubeで既にご覧になった方もおられると思うが、ソウルのホテルでの、大騒ぎ。
そして、翌日の韓国メディアの堂々たる主張。
どこぞの国のご追従メディアとは大違いである。
韓国での対中感情がそれほど良い物ではなかったとうのは少し意外だったが。別な視点からいえば日本国内にいると、やはり外国同士のニュースや考えはあまり見えてこないものだなと思った。
そのなかでこういった記事がでてくるというのは、日本国内においても報道価値がありそしてそれだけこの「聖火リレー」が色々なトラブルを引き起こしている事の証左に他ならない。
しかしこの一連に対して中国メディアのの反論にはもう何も言えない(要は、呆れる)。
「傲慢」レッテル張るな! 中国が韓国メディアに反論
【北京=野口東秀】韓国・ソウルでの聖火リレーで中国人留学生が暴力行為に及んだ問題で、中国の国際問題紙「環球時報」は4月30日付で、「韓国のメディアは一部の過激行為を理由に、『傲慢(ごうまん)な中華主義』として中国を突然攻撃し始めた」とする反論を掲載した。韓国メディアに冷静な対応を呼びかけているが、「狭隘(きょうあい)な民族主義」とのレッテルを張られたことには我慢ならないようだ。
同紙は、中国人留学生の行為は「韓国人に対するものでない」とし、「韓国メディアは小さな事件を両民族の対立にまで高めようとしている」と研究者のコメントなどを紹介している。
中国外務省の姜瑜報道官は29日、記者会見で負傷者に「お見舞いの意」を表明したが、「一部の正義ある学生が聖火の尊厳を妨害から守ろうとし行動が過激化、感情が激高して衝突した」と説明、高揚する民族主義感情を無理に抑えつけることはできないとの考えを示した。
「己の尊厳を守る、あるいは民族主義感情を表現するのであるなら、何をしても許される」と言っているように私には思える。それでは他国や他民族の尊厳や民族感情はどこへいってしまうのだろうか。国家の報道官のステートメントとしては余りにも配慮のない言ではないだろうか。
これが、いまの中国人が持っている本質なのだろうか?
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