iPhoneに対抗してスマートフォンを発売 ~docomoは遅きに逸したか?~ [ニュースから]
iPhoneに対抗!ドコモが個人向けにスマートフォン発売
NTTドコモが、世界的に人気の高いカナダRIM社製スマートフォン「ブラックベリー」を、日本の個人ユーザー向けに8月から販売することが18日、分かった。ドコモはこれまで法人顧客に限って供給してきたが、市場拡大を背景に小売店にも販路を広げる。ソフトバンクモバイルが7月に投入する米アップルの「iPhone(アイフォーン)」に対抗する狙いもあり、海外で人気のスマートフォンが日本市場で全面対決する。
スマートフォンは、それほど目立った存在ではなかったがSoftbankを中心に、台湾HTC社製や東芝等数社のモデルがラインナップされ、また NOKIAのモデルは料金プランには組み込まれないが、使用できるモデルとしてマニアの間ではそれなりに人気があった。
そういった中で「ブラックベリー」を、個人ユーザーに望む声もdocomoにはあったはずだ。
しかしこれまでは、企業ネットワークとの連携するのを前提に、一体的に販売していたため個人ユーザーには提供されてこなかった。
そこにiPhoneという、かっこいい!、スマートフォンが登場してきた。
apple社の戦略で地域一番のキャリアと組むことを詠っていたから、docomoは当然iPhoneの販売者は自分達になると思いこんでいたのだろう。
しかし、ふたを開けて見れば機動力あふれるSoftbankに、しっかり持って行かれてしまった。
そこでこの方向転換なのだろうが、ちょっと遅きに失したという感は否めない。
これまでは5万円台でユーザーに提供されてきたスマートフォンだが、iPhoneはその価格を一気に壊してしまうだろう。そして女性までも虜にするappleのデザイン。
もっと早い段階で、ブラックベリーを個人向けに投入していれば、スマートフォン愛好者はたなびいたかもしれないが、iPhoneの後で投入したところで、もう挽回できないだろうな~、と思う。
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