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SOHO向けのビジネスフォン&モバイルフォン [ニュースから]

ちょっと面白いサービスのネタが舞い込んできたので、それについて書いてみたい。

その名も「RACSIA」。

NTTが提供する「ひかり電話」のサービスを利用して、小型のオールインワンタイプのワイヤレス機器をLANケーブルにつなげば、最低限のビジネスホンとしての機能が使えるようになる。

<設置の容易性>

これまで、ビジネスホンの設置は大型の機械を機能別に設置する必要があったが、その作業は全くいらなくなる。設置費用もWEBサイトで確認すると、自分で設置して「簡単ブラウザ設定」で設定を行うなら0円のようだ。小型なので壁掛けやキャビネットの上などのデッドスペースを活用することもできそうだ。

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しかし、この「RACSIA」の特徴は、省スペースで簡単にビジネスホンを設置できるということに、止まらない。もうひとつの大きな特徴は、FMC対応をしていることだ。

ビジネスホンを移動させたりするのは配線のからみもあって非常につらいのだが小型で無線対応とくればこんな良いことはない、と勝手に思う。

FMC対応でビジネスホンとモバイルホンの両面性>

FMCとは、Fixed-Mobile Convergenceの約で、移動体通信と有線通信を融合した通信サービスの形態の事である。具体的には、1台のFMC対応携帯電話が社内では内線コードレス電話機として、外出先ではそのまま携帯電話としてシームレスな利用を可能にしてくれるのだ。

FMCがもたらすメリットとしては、

  • 会社への電話が外出先の携帯電話で応対できる。
  • どこにいても会社の電話が受けられ、お客様をお待たせしない。
  • 電話を取り次ぐ稼働が削減される。
  • 携帯電話へ登録した電話帳が社内で使える。
  • 社内からの内線発信は、IP電話等の安い回線が利用できる。

というような事が考えられよう。

RACSIAを使用し、FMC対応携帯電話のFOMA/無線LANデュアル端末を使えば社内では内線電話として、社外では携帯電話として1台2通りの通話が実現することになる。

コストダウンに貢献

また、外出の多いビジネスパーソンは、外出先でも社内でも取引先とのやり取りで携帯電話をよく利用する。携帯電話を利用する一番のメリットは、その電話帳。固定電話の方が、料金は安いということは分かっているが、ついつい携帯でかけてしまいがちだ。

FMC対応携帯電話で社内からかける外線電話は、「ひかり電話オフィスタイプ」を使用するので、通話料が下がることが期待できる。RACSIAがあれば、場所や状況に応じて内線電話機・携帯電話として使い分けができるので、FMCとひかり電話のコンビネーションでトータル通信コストの低減を図ることができよう。

 

ただ一つだけ残念なことが。
それはFMC対応携帯電話のFOMAの機種が少ないことだ。現行では以下の写真の N902iLしか対応機種がないようだ。

 

 

これだけ、携帯のデザインが叫ばれ、そのデキ一つで売り上げが左右されているのだから、ビジネスホンだからと割り切らずに、様々な選択肢をNTTグループには期待したい。



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