「東京総合車両センター」へ行ってみた ~子供って電車好きなんだな・・・♪~ [鉄道]
昨日(8月23日)、雨がいまも降りそうな中を出かける通り道だったこともあり、少し早めに家を出て大井町にある東京総合車両センターへ行ってみた。
夏休みの週末ということもあるのだろうか、沢山の子供が溢れていた。 面白かったのは、入り口で迷子になった際の呼び出し用名札を配っていたこと。 作業場的な合理性のある手法だな~と思わず感心してしまった。
勿論、親子連ればかりではない。迷子札はもういらなくなった小学生ぐらいから、お仕事はリタイアされているのだろうな~という鉄道ファンの皆さんも大集合していた。
(お前もその一人だろうって!<笑>)
ここで、ふと思ったこと。
鉄道ファンと呼ばれる年齢層に少し偏りがあるのかも・・・。お子さん連れをちょっと除外して、必死にカメラを構えている人々を見た感じ、
- 小学生から高校生ぐらい (2割)
- 20代 (2割)
- 30~40代 (4割)
- 50代以上 (2割)
と、どうも自分の世代<30~40代>が圧倒的に多いような気がした。
しかもこの世代、なまじっか給料もちゃんともらっていて、独身ならば趣味にお金を使いたい放題なこともあって半端なくカメラもいいものをお持ちである。しかもデジタル一眼レフでわりとここ半年ぐらいに発売されたものが・・・。う~ん羨ましい!
しかし、本当に銀塩フィルムカメラを持っている人を見なくなった。
逆に、小さい子供もみんなデジタルカメラを持っている!私の幼少期にはこんなに子供がカメラを持っているなんて見かけなかったな~と思わず感心してしまった。しかも大人に混じって、必死に写真を撮っている。それ以外の驚きとしては、カメラを構えて撮影している女性がちらほらと散見されたこと。これまでこういった場には、お子さんを連れた「お母さん」はよくいらっしゃるのだが、単独や数人のグループでの女性はあまりお目にかかったことがない。
「 鉄子の旅 」や「 女子鉄 」、あるいは私が読書感想でかいた「 女子と鉄道 」といった様な書籍が刊行されることで、この分野でこれまでは隠れていた方々が世にでてきたのか・・・、なんて色々と考えてしまった。
ある意味、車両センターよりも、そこにあつまった人達を見ている方が楽しかったような気がする。
それはさておき、毎日通勤電車から眺めてはいるものの、滅多に立ち入ることができない世界をただ人間観察で終わらせてしまっては面白くない(?)ので私もちょっと写真を撮ってみました。
まずは、1枚目。
毎日乗っている電車が、台車を外されただの「箱」になっています。なんとも工場ぽい。
これは車輪のストッカーのようです。このように整理されているのですね。
車両を1一両ずつに振り分けて、次の検査場へ入れる為の設備のようです。この写真ではおそらく205系だと思うのですが、中間車両が1両のかっています。
上の写真との連続ではないのですが、<新型車両用の検査場>と銘打ってあった建物だったと思います。確かに新しい建物でした。
これは新しい検査場内に引き入れられていたE231系です。電車を線路より低い位置から見るなんてことは滅多にないですよね。
きれいな車両の写真は他の方のブログを除けばたくさんあるので、載せるのを止めました。左の写真の様に、熱心にかくあるべきという構図で撮影されている皆さんに私の40分ぐらいでふらりとまわった写真はかないませんから。
この写真を撮りながら、気になってしょうがなかったことを書いておきたいと思う。
独身の鉄道ファンの皆さん、もう少し服装にも気を使ってみては如何でしょう?
「服なんて着られればいいんだよ!」と言われるかもしれませんが。でもちょっとしたことで雰囲気は変わるらしいです。
一例だが、何人かおられたので(同一グループではなく)。同じチノパンを購入するにしても高い安いというよりいま少し長さを気にされた方が・・・。なぜか、一様に裾丈が短いのでスニーカーはおろか「白い(これも同じ・・・)ソックス」まで見えてしまっている。もしかして高校生ぐらいからはいているのだろうか・・・。
いま一つはあまり自分の撮影に夢中にならずに、ふだん気にしない低い目線位置を気にしてみては如何だろう?そこにはあなたと同じ情熱で写真をとっている小さい鉄道ファンがいますよ。
最後に、作業場はきれいにしておくことが安全につながるという、現代の職場管理方針が徹底されているだろう。
写真からも少しは雰囲気が伝わるかもしれませんが、どの作業場を整理整頓がされてた。こうやって日々の安全の一端が作られていくのだということが分かった「工場見学」であった。
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