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【読書感想】極秘資金 ~ 政府の秘密資金を使える・・・、そんなこと?~ [読書]

極秘資金

極秘資金

  • 作者: 長岡 哲生
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: 単行本

M資金をベースにしたコンゲームの亜種といったところだろうか。

M資金(エムしきん)とは、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が旧日本軍から接収し、現在も極秘に運用されていると噂される架空の秘密資金である。また、その話を用いた詐欺の手口。第二次世界大戦終戦時の混乱期に、大量の貴金属や宝石類を含む、旧日本軍の膨大な資産がマーカット少将の指揮する部隊に押収されGHQの管理下に置かれた。押収された資産は戦後復興・賠償にほぼ費やされたされる。しかし、資金の流れには幾分不透明な部分もあり、それがこの噂話の出典となっている。


いつの世の中にも、大きな儲け話である詐欺は、現れては消え、消えては現れている。

それを怪しいとしりつつも、ついつい・・・・。

ストーリーとしては、M資金をベースに引いているのだが、あるポイントに目をつけているのは斬新だなと思った。

また携帯電話といったツール、ベンチャーキャピタルといった背景はいかにも現代的である。

2つの一見、異なる話がやや強引の感はなくもないが、一つに収束していくのは話運びの巧い点だろうか。

本書から、これは新しい見地だという点は得られなかったが、数時間で読み切ってしまった。
移動時間等に読むのにいいかもしれないな。

読み始めると止まらないので、平日の夜に読むことはお勧めしない。

(最高★五個として)
好き度     :★★★★  (読み始めたら止まらない系)
お薦め度 :★★★     (新しい話題が少ないかな)
かな。
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