ボーイング787 型機よ何時日本の空へ・・・・ ~ボーイング社は幾ら補償するのだろう~ [飛行機]
今日、25日付の全日本空輸のプレスリリースを読む限り、ついに今年度のボーイング787 型機の就航は諦めたことが確定したようだ。
そして、ボーイング社との遅延に伴う協議ではボーイング767-300ER 型機を平成22~23 年度に9機導入して老朽化した機体の代替としてあてられることになったそうだ。
その後、平成21年8月以降にボーイング787 型機を順次就航させていくというスケジュールになっている。
一見平穏な代替策の発表に見えるが、ANAの怒りが何となく文書から伝わって来るような気がしてならない。
平成20 年9月25 日
各 位
会 社 名 全 日 本 空 輸 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 山元 峯生
(コード番号 9202 東証・大証各第1部)
問合せ先 総 務 部 長 小辻 智之
(TEL . 03-6735-1001 )
ボーイング787 型機の受領遅延に伴う対応について
当社は、ボーイング787 型機の開発遅延について、これまでボーイング社に引渡し計画を
確認するとともに、事業計画上の影響を最小限にとどめるための代替機の手当てについて調
整してまいりましたが、この度以下の内容にてボーイング社と合意しましたのでお知らせいた
します。<省略>
2.受領遅延に伴う対応
ボーイング787 型機の代替機として、平成22~23 年度にボーイング767-300ER 型機9機
を導入いたします。この他、既存機材の退役時期の調整や整備計画の調整等を実施いたし
ます。
3.今後の見通し
平成20 年4 月30 日に公表しました通り、ボーイング787 型機の受領遅延につきましては、
今年度の事業計画策定時に反映済みのため、平成21 年3月期の通期業績予想への影響は
ありません。
以上
とっても平静な書き方なだけに、大きな含みを感じないではない。
ボーイング社はいったいどの位の賠償額を飲んだのだろうか・・・。
あるいはボーイング767-300ER 型機が、その代償なのだろうか・・・?
人事ながら何だかとても気になるプレスリリースだ。
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