【読書感想】機上のVIPたち―チーフパーサー追憶のフライト [読書]
ここのところ、やたらと乗り物関係の本を読んでいる気がする。
元来、乗り物や旅行が好きなのだから、もっともと言えばもっともだろうか。
さて、『機上のVIPたち―チーフパーサー追憶のフライト』。タイトルだけを見ると、かつてチーフパーサーであった筆者が乗り合わせた様々な著名人への感想やオマージュなのかなと思う。
一概に以下のように言ってしまっていいのかどうかは、迷うところだがタイトルが内容と一致していないと思う。確かに、渥美清さん・ジャイアント馬場さん・吉永小百合さん等、タイトルから期待される内容も盛り込まれてはいる。
しかし、多くの頁は筆者の旅行記と言ってしまっても言い過ぎではないのではないだろうか。
1960年代、70年代の海外旅行事情を伺うには面白い話かとは思う。
そうはいっても、様々な著名人が、機上で垣間見せた姿を楽しく読めるのではないかという読み手の期待には、応え切れていないのではないだろうか。
(最高★五個として)
好き度 :★★★★ (楽しく読める1冊)
お薦め度 :★★ (タイトルとはちょっと・・・)
かな。
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