精細をかいた成田空港 ~そしてそれは日本の縮図なのかも・・・ ~ [旅行]
10月24日、久々に成田空港より飛び立ちました。
海外への渡航は以前のブログ(冬のソウルへ実質2泊3日の旅 (2) ~ さあ出発 ~)に書いた通り、羽田から韓国金浦空港への旅程でした。
と、いうこともあって実に2年ぶりということになるでしょうか。
しかし、成田空港の第二ターミナルは少し沈んだ雰囲気がしました。
大雨の日曜日ということもあったのかもしれませんし、私が着いた14時半という時間帯は出発も到着も少ない時間帯なのかもしれません。
しかし、10月21日に羽田空港の国際線定期便が復活したという事とは無関係はないような気もします。もしかしたら、21日より羽田空港での国際線の発着が本格化したことにより、昼間の出発や到着が多かった中国・韓国といった路線のお客さん達が成田離れをしたからでしょうか?
しかし、この空港を利用してみて、正直、宜なるかなと思ってしまいます。
まず、端的に言ってしまえばこの空港は、建設当初から失敗の繰り返しだったのでしょう。
バブルの一番、人も金も往来があった時代、問題が解決できずアジアのゲートウェイとして確立できず、そのまま時だけが過ぎ去っていました。その間に香港や韓国の仁川にゲートウェイの地位を奪いさられてしまったのでしょう。
日本の政治家は自己の利益を、官僚は省益を優先してきたが為に得られるべき地位や利益を将来にわたって獲得できなくなってしまったように思えます。これは何も航空政策だけでなく金融や様々な分野に表出していると思います。
そして、この寂しい成田空港は、一つの縮図なのでしょう。
いっそ、成田空港は、LCCのアジア最大のゲートウェイになってみるのはどうでしょうか。滑走路と駐機場と整備をする施設はあるものの、旅客が好む最新の施設を作る追加投資は難しいとするならば、そこを割り切れるLCCの大拠点になるという生き残り方はあるとあるのではないかと思います。
あくまで、素人考えですが・・・。
コメント 0