南十字星と牛を追って(4) ~シドニー空港の活気~ [旅行]
初めて降り立ったシドニー国際空港。
正直なところ、活気がありました。
成田空港とは大違い。多様性を認め、自らの基盤を固め直した国家と、多様性も認めきれず自らの古きシガラミに固執してもがいている国の国際空港の差は雰囲気として如実に表れるものだなと思いました。
旧きに固執する事が悪いとは思わないけれど、職場にいても思うのは今日明日の短期的な利益に左右されすぎて、誰も3年先の事すら考えなくなってしまっているのが日本の社会なのでは?と思ってしまいました。
さて、そんな私の感傷はともくとしてシドニー空港は活気がありました。
先日も書いたとおり、ぼ~っと見回してもA380という超大型機がカンタスにシンガポール、そしてエミレーツ。
B747だってカンタスをはじめ英国航空や大韓航空、南太平洋諸島のエア・パシフィック航空等々。勿論、A340だってそこらじゅうに。
成田空港や羽田空港を翻ってみましょう。
まあ、たまにA380だってB747だって飛んできます。でも、A330、B767はまだようござんす。
B737やA320で充分なキャパの国際線。
それだけ、日本へ行く意味が薄れているという証左ではないでしょうか。
飛来する飛行機のキャパシティを見ても、一概にはいえないかもしれませんが国の活況がしれるというものです。
国会議員さんや官僚のみなさんが各国の空港を利用した際には、如何に成田空港が世界の辺境の空港に成り下がっているかをもっと感じて欲しいなと思いました。
さて、その移動中に撮ったのが以下の写真。窓側にいればよかった
カンタスの特別塗装は色々とありますね。
最近、エンジントラブルでお休み中のカンタスのA380 です。
A330でのフライトまであるなかで、日本への飛来はないでしょうね~
カンタスの本拠地だけに赤地に白のカンガルーは目立ちます。
その他にもJet Starにヴァージン・ブルー (Virgin Blue)の機体が駐機していました。
(記述時は若干酔っぱらっていました。オーストラリアワインで)
と、いうことはありましたが、なんだかとても寂しい感じがしたのも確かでした。
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