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使うほど「自分」に近づく ~ATOK2011のイベントへ行ってきました~ [「どうぐ」への誘い]

Just MyShop(ジャストシステム)

先日、ATOK2011の先行体験会イベントへ行ってきました。
場所は、Justsystemさんの東京支社のあるビルにて行われました。
(このビル、西新宿にあるのですが何となくこちら方面に行く事が最近多い気がします。)

Justsystemさんの本社は徳島県にあり 半分位の方はそちらに在籍しているそうです。

IMG_2013.JPG

この新宿の東京支社は、つい先日、お引っ越しされたばかりで、なんだか光り輝いていました。
ご案内にたって頂いた社員の方も、美容室みたいですよね~と、笑い飛ばしていらっしゃいましたがIT系の企業はどこもオフィスがきれいだ!というのが私の感想です。

今回のイベントでお話を頂いたのは、ジャストシステム コンシューマ事業部企画部 井内有美さんでした。(下の写真)

IMG_2019.JPG

先ず「ATOK」とは、から始まりました。
私自身は高校生の頃(もう20云年昔ですね)から使用しているので間違えなかったのですが、「えいとっく」と読みます。そして、Advanced Technology Of Kana-kanji-trnsferの頭文字をとったものです。本社のAwa-TOKushimaの略では?なんて噂も昔聞いた事がありますけれどね。

IME(Input Method Editor :パーソナルコンピュータをはじめとした情報機器で文字入力を補助するソフトウェア)であるATOKの歴史はながく、1983年にまで遡るそうです。

IMG_2021.JPG

いまでは、ポメラやカーナビ、変わったところではテプラにも入っているそうです。

そして、ATOKは以下の点を目指して開発がされているそうです。
・入力効率の向上(変換精度、使い勝手)
・間違いのない日本語(入力支援、校正支援)
・マルチプラットホーム(日本語以外にも多言語への取り組み、追求)
・一人ひとりに快適な環境

その目的をクリアする為に専任の辞書開発メンバーもいるそうです。 このメンバーの方々は、辞書出版社と同様に、街中で目にするような単語を収集しているそうです。そのせいか、開発部隊に珍しく文系出身者の開発者が多く、女性や文学部出身者もおられるそうです。

その方達が収集した言葉から辞書を作成してこられたそうです。しかし、2010版からユーザーから送られて来た単語も精査して登録するようになったそうです。

これは余談ですが、「@@たろう(@@にはひらがなが2文字入ります)」という名前です。
一般的には「*太郎」と<た>は、<太>と表すのですが、私の名前は親の気まぐれで<た>は、<大>と表記します。

間違われる事には慣れっこなのですが、PCを替えたり環境が変わる度に辞書登録をするのは、正直億劫です。

しかし、今回のATOK2011には、私の名前がデフォルトで登録されていました。
もしかしたら、以前、Justsystemさんのサイトで登録をしておいたものが、拾われたのでしょうね~。正直、イベントで何気なく入力してみて感動してしまいました。
これだけでも、私にとってはATOKを購入しつづける理由の1つになりますね(笑)

開発者が収集したり、ユーザーが送ったものがそのまま辞書化される訳でもないそうです。出版される辞書同様に、更に外部の監修委員会が辞書の洗練をおこなうそうです。

それを表したのが、以下のスライドです。

IMG_2022.JPG

しかし、言葉は常に変遷し基本的には増えていく傾向にあります。その為、辞書が大きくなってもスピードを失わないようにをして(重くならないような)チューニングも開発中ではされているそうです。

また、今回のATOK2011には新しい価値も附加されています。
端的にまとめると、 
・使う人に併せた入力環境の実現
・通常のモードでも入力の言葉から最適モードに切り換える。
→ 関西弁モードなど 
・ミスを見抜く → ミスタイプをしても自動補正
→ 過去に一度でも正しく入力したことがあれば、補正をしてくれる。
・コトバをオートチャージ
→ これまでは月次の更新があったが、自分の希望するコトバがでてこなかった。
よく見るサイトのRSSを登録しておくだけでwebからコトバを収集してくれる。

この、<コトバをオートチャージ>という機能は正直驚きました。
確かに自分がよく見るサイトは興味もあり、使用する頻度の高い単語が混ざっているわけですから、それを補ってくれるというのはとてもありがたい機能です。

イベントでは、ニュースサイトの登録がされていましたが、<ムバラク大統領>という単語等も出てきてタイムリーだな~と納得でした。 しかしながら、必ずしもこの機能、万能ではなく、webにフリガナはふっていないことから、解析するエンジンで言葉を分析するそうです。 つまりATOKで読みをふり直しているわけです。その為、完全な当て字では間違って覚えてしまうこともあるそうです。

もともとATOKは使えば使い込むほど、<わたし化>していく重要なお助けツールでしたが、一方で辞書は自分で丁寧にメンテナンスしていくか、先に書いたような開発メンバーの方が拾ってくださってアップデートされるのを待つしかありませんでした。

それが、WEBの世界を通してあらたに洗練されていくかと思うとなかなか興味深いです。
今回のイベントでは。AOTK2011プレミアムをJustsystemさんに頂きました。
強いて、今の段階でリクエストをあげるならば、RSSに普通の人はいちいち登録したりしないと思います。なので、ブラウザーのブックマークフォルダーにあるサイトはクローリングしてもらえたりするとよりいいのでは・・・。って、家庭内でパソコンが共有の方はマズイものまで集めてしまったりするかもしれないですね~。

既にインストールして使用しているのですが、まだ3日目ではちょっとよく分からないかな・・・。
(これまでもATOK2009を使用していました。)

IMG_2016.JPG  

と、いうことで2週間ほど利用して、その真価はあらためて記述したいと思います。

そういえば、昨日2月10日が、発売日でした。
本当は、 一太郎2011 創を買いに行こうと思っていたのですが残業で・・・。

一太郎2011 創 スーパープレミアム 特別優待版

一太郎2011 創 スーパープレミアム 特別優待版

  • 出版社/メーカー: ジャストシステム
  • メディア: DVD-ROM

来週にはいけそうなので、一太郎との組み合わせで書いてみたいなと思います。

さあ、明日も仕事だ~。
雪はどうなるかな・・・。


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たら~く

はじめまして、
ATOKには古くからお世話になっています。
2011も購入しましたが、変換精度が向上しても小生のミスタイプの多さには対応してくれないですね(^^;)
徳島の西隣の県民なので、これからもATOKを愛用していきたいと思っています。
by たら~く (2011-04-30 10:23) 

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