クロックスのニセモノ増加中 ~ 暑いオフィスでもニセモノが活躍中?~
クロックスのニセモノが出回っているようです。
我が家でも子供も含めて家族で愛用しているが、うなるほど高くもないが類似品に比べるとちょっと高いな~という感じはありました。
まあ、類似品でもいいやという割り切りはあるかもしれないですが、<本物>が安く手に入るならそれを買おうとするのは、商行為として極めて正しいこと。
しかし、やはり物事には適正な価格というものがあるようで、一定の品質を保とうとすれば自ずと最低価格に大きな差はでてこないはずという事は頭では分かっているのですがね・・・。
でも、安く買えるならと思ってしまうのが人情なのでしょう。
これまでの類似品は、ロゴマークがついてなかったり、穴のデザインが異なっていたりと何かしら見分けられたように思えます。まあ、それが類似品を作り、売る上での最低限のマナー(?)なのでしょう。
しかし、いまの中国では、見目形も「麗しく」作れるようです。
それを悪用して、利益をあげようとして逮捕された業者さんもでてきているのですが、そこに至らない「商品」が税関での差し止めされているそうです。その量は前年比で6倍にもなるというから恐ろしいことです。
偽クロックス:正規品も偽物も中国製 消費者は識別困難
2011年6月16日 14時7分 更新:6月16日 16時31分
米国の人気ブランド「クロックス」の偽サンダル密輸事件で、名古屋地検一宮支部が15日、名古屋市の輸出入会社社長ら愛知、岐阜両県の3業者3人を関税法や商標法違反で起訴した。クロックス社の偽商品を巡る摘発は全国初。05年の国内販売以降、根強い人気を誇るク社のサンダルだが、偽サンダルも急増して市場に出回っているとみられている。「正規品も偽物もメード・イン・チャイナ。消費者が識別するのは難しい」と愛知県警幹部は言う。そんな事情も偽物横行の温床になっているようだ。【高木香奈】
◇16万足6.4倍
財務省によると、10年に全国の税関で差し止められた輸入品のうちサンダルを含む靴類は16万5943足。前年比6.4倍の急増だった。同省担当者は「偽物のク社サンダルが数字を押し上げたのは間違いない」と言う。
愛知県警によると、今回摘発された3業者のうち2業者は、ク社の「輸入差し止め申し立て」に基づき、8回にわたって偽サンダル計7384足を税関に押収された。2業者が密輸した偽サンダルは約1万8000足に上ると県警はみている。
◇偽物は臭い?
ク社の正規品はほとんどが中国製。偽物も中国で作られている。偽サンダルは型を取るだけで簡単に製造できるとされ、見た目では本物と区別できない。ク社は「正規品は独自の樹脂素材を使い履き心地がいい」と説明する。識別方法を県警幹部は「メーカーしか知らない。手の内を明かすことになるので公表はできないだろう」と言う。一方、「偽物は臭くて耐えられない」と話す捜査員もいる。
税関はさまざまなメーカーから偽物の識別方法を教わっている。だが税関によると「知的財産の輸入差し止め申し立ては全国から630件以上出ている」といい、あふれる偽物に判別作業が追いつかない状況だ。
◇履き心地と軽さ
ク社サンダルについて、流通ジャーナリストの金子哲雄さんは「履き心地と軽さが人気の理由。種類も豊富で普段着に合わせやすい。スーパークールビズが奨励される今夏は、さらに注目されるだろう」と話す。
注目度が上がれば偽物も出回る。ところが、内閣府が08年に20歳以上の全国3000人を対象にした調査では、5割を超す人が偽物について「安い」「正規品にないデザインもある」などと購入に肯定的な回答をした。
名古屋税関の担当者は「安く手に入るなら流行品の偽物でもよい、と考える意識が広がっている」と危機感を募らせる。
今年はオフィスが暑いから、履いている人がちらほらいます。
私もオフィス用に黒色ぽいのを購入しようと思っていた矢先だったのですが、オフィシャルサイトのショップのセール品でも狙ってみようと思います。
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