ThinkPad大和魂ミーティングで現れたX1 ~スタイリッシュなThinkPad~
Think Pad X1、何日か前から噂にはなってましたが、その発表会ということで六本木ヒルズまで行ってきました。
しかし、六本木ヒルズは無駄に豪華だったな。
あと、高層階用のエレベータの駕籠が上下二つセットで動くというのは面白かった・・・。
さて、今日の目玉、ThinkPad X1のプレゼンテータは、
レノボジャパン株式会社
ノートブック開発研究所
製品開発担当 田保 光雄さんでした。
朴訥とした、いかにも技術者!という方でした。
こういう方のプレゼンは、正直いって華はないですが、真実みがあるように思えます。
さて、少しずつ情報が流出していたThinkPad X1ですが、ThikPad至上最も薄いスタイリッシュなPCです。
いままでのThinkPadは アルファベット1桁 + 数字という形式名称になっていました。
しかし、X1は、よりスタイリッシュなデザインで操作性もいままでとは一線を画したものとして
違いを示すために新たな形式名称となったそうです。
簡単な寸法を記すと
前側 16.5mm
後ろ側 21.3mm となります。
写真は撮ってこなかったのですが、T420の開いた状態と同じくらいの薄さでした。
一般的に薄いと強度が弱くなるのでは?という懸念がありますが
マグネシウムのロールケージとゴリラガラス(コーニング社)でLEDディスプレイを保護しています。
(ドライバーで突くデモもプレゼンではない場でありましたが、確かに傷はついていませんでした。)
そして本体も堅牢な本体で田保さんが乗っても壊れませんでした。
それでは、本体が熱くなるのでは?という懸念もありますが、特殊なファン(第5世代フクロウの羽のFAN)で
冷却性を高めているそうです。
しかしこれは、1年ぐらい使ってみないとわからないな・・・と、いうのが正直なところです。
薄くてもこれは!と思った性能もあります。
それは、標準電圧インテルCPUを使用していることです。これは大きいです。
X301に比べて2倍以上のパフォーマンス。ターボモードもサポートしているそうです。
薄いPCが・・・、でも低電圧の性能が低いCPUではという思いはしなくてすみそうです。
またバッテリーも30分で80%以上へ高速充電し、1000サイクル以上の充電が可能とのこと。
そして、ディスプレイはスーパーブライトLCD(350nit)だそうです。
Dolby Home Theaterを搭載。薄型だが大型スピーカーを搭載。
よりクリアに音声を再生できるのでVOIPに向いている・・・。
と、なんだかコンシューマ向けを狙ったのか、企業ユースを狙ったのかいまひとつ分からない
説明がありました。
さて、外見ですがThinkPadらしくはあります。
よく見ると、なかなか魅力的フォルムです。
これまで何かとごつかったThinkPadがまるで●AIOのようにスマートになっています。
昔、妹にThinkPadは良いぞ~と薦めた時も業務用PC的な要素が強く黒いパソコンは・・・と、
あっさり却下されてしまったのですがこれならば女性受けもするかもしれないです。
とにかく<すっきり>そして<薄く>なったというところでしょうか。
そして1.7キロあるという重さですが、ある程度大きいので持った感じそれほど重さは感じなかったです。
ただ、いざ鞄にいれて歩くことを考えるとちょっと思いですかね・・・。
少数でプレゼンをするような場にはいいかもしれない大きさですから、デザイン系の人に以外と好まれるかも
しれないですね。
キーボードは、ThinkPad X100e以来おなじみのアイランド型キーボードです。
キーのフィーリングは同等を保つ努力はしているそうですが、やはりこれまでとは若干異なります。
悪く言うとキータッチが甘いです。
しっかりとしたフィーリングが返ってこなくなて、少し不満を感じます。
またバックライトキーボード(新スピル対策キーボード)を採用しています。
しかし、昔年のファンとしては幾つか不満があります。
先ずはアイランド型のキーボード、個人的には好みではないです。
企業ユースを考えると交換がしづらいこのタイプはちょっとNGですね。
そして、一番ダメな点は、七段キーボードではない!
一般的な事務作業や日々の生活用パソコンとしては問題ないのでしょうが、
ホストでのお仕事がある以上はこれはいただけないな・・・。
また、内蔵バッテリーが採用され短時間での充電を可能としています。
しかし、これもコンシューマならいいのでしょうが、毎日使用してバッテリーを交換することが多い
企業ユースとしては、ちょっとNGとなるでしょうね・・・・。
後は、のぞき見防止フィルターがつけれるスペースがないのと、USBのポートが少ないのが
少々ネックですね~。
個人的な意見としては、良くも悪くもかなりコンシューマによった機種であると思います。
いっそEdggeシリーズのごとく<赤>も出したらいいのではないでしょうか?
と、いったところで私ならば次期PCとしては、X220を選ぶのだろうな~と思います。
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