アコギなのかリッパなのか ~読書感想~ [読書]
いつもの江戸時代から現代へ。
それでも畠中恵さんの軽快なテンポで物語は転がっていきます。
嫁さんが畠中さんの作品が好きで、私もお江戸人情物を、本棚に追加されると読んでいました。
今回の主人公は、もと政治家の事務所の「事務員」さんという役どころ。
秘書さんでもなく、更にその外縁の事務員さんなのです。その事務員さんの活躍を描いています。
何となく畑が異なるとは言え、勤め先の国会議員さんも山の神の様な良い味をだしています?ただ、「先生」ぷりは笑顔や気配りという描写にとどまり善人とも悪人ともつかないな〜という感じでした。
秘書さんや縁の下の力持ちの人の活躍。
選挙が近いので、そんな事を想像しながら読んでみました。
好き度 :★★★★ (軽いお話で満員電車の良い気分転換です)
お薦め度 :★★★★ (続編もあるのかな。)
かな。
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