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手足口病で死者、この報道は何をいみするのか? [ニュースから]

手足口病、なんだか聞き慣れない病気で死者がでている・・・。
というのが最初の印象だった。

中国、手足口病で28人死亡 五輪観光への影響懸念も
2008.5.7 19:44

中国安徽省合肥で、手足口病の拡大を防ぐため医師の診察を受ける子供=5日(新華社=共同) 中国国営通信の新華社は7日、国内各地で流行が拡大している手足口病で今年に入り28人が死亡したと報じた。感染者は約1万6000人。
中国衛生省と世界保健機関(WHO)は同日、北京で緊急記者会見し、同省報道官は「北京五輪に影響を与えない自信を持っている」と述べたが、今後五輪観光への影響の懸念も出そうだ。
報道官は、28人のうち二12人が死亡した安徽省阜陽市以外では大流行は発生していないとした上で「中国は感染拡大を防止する能力がある」と指摘。同病の感染者が出た場合の報告を義務付け、感染予防や感染者の治療に全力を挙げるとした。
阜陽市のケースについては「患者が病院に来るのが遅く、治療が手遅れになった」と述べ、早期治療を始めたこの数日は死者が出ていないと強調した。(共同)

日本医師会が出している手足口病のQ&Aを読むと、

手足口病は、乳幼児、小児によく見られる疾患で、手のひら、足の裏、口の中の発疹と水疱を特徴とします。一般的には、発熱で始まる軽い病気で、ほとんどの人が、1週間から10日程度で自然に治ります。合併症も、ほとんどありませんが、まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生し、入院が必要となります。

よくある幼少期の病気からとても重度の病と幅広い事が分かる。

90年、95年と日本でも大流行したようだ。

しかし、「死者の報告もあった」程度のコメントだから、多くの場合は死に至る程の病ではないのであろう。にもかかわらず公の発表として28名も亡くなっていると言うことは、少し注意が必要なのではないだろうか。

と、いうのもこの日本医師会の出しているQ&Aの最後に恐ろしいことが書いてあるからである。

■Q11 手足口病の予防方法は手足口病には、有効なワクチンがありません。従って ・手洗いの励行(これは特におしめ等を交換した時重要です) ・汚れた衣服は洗濯する といった一般的な注意が必要です。 )

感染者の鼻やのどからの分泌物や便に排出されるウイルスが、経口・飛沫・接触などの経路により人から人に感染するこの病気、中国国内でSARSの様に広がり飛行機の乗客を媒介として日本やその他の地域へわたりパンデミック(pandemic)となる可能性は否定できない。
幼児期にかかり抗体ができていれば発症しないらしいが、13億人も人がいるなかで成長してきたウイルスは外国人にとっては未知なるものかもしれない。そうなると感染・発症の可能性は充分にある。


しかし一番気になるのは、オリンピックを前にしてなんでこの様なことを発表したのだろうか?
中国の様な国は、大事の前にはこういった事ぐらいでは普通では発表しないのではないだろうか?
(わざわざ自分の国が不衛生ですって、宣伝をするかな?、もっとも中国は広く、まだまだ衛生環境の整備が行き届いていない地域も多々あるのだろうが。)


そう考えると、この裏にはもっと大きなものが隠されている気がして、なんだか恐ろしい。
このように考えるのは私だけだろうか?



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