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全日空がA380を導入 ~ やはり魅力的な大型機 ~ [飛行機]

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全日空がA380導入へ  新鋭の超大型機、日本初

 全日本空輸は4日までに、欧州エアバス製の超大型機「A380」を購入する方向で最終調整に入った。2012年以降、ビジネス需要が伸びている欧米向けの路線で就航する。燃費効率が優れる最新機で大量輸送することで、燃料高騰に対抗する狙いがある。日本の航空会社で初の導入となる見込み。

(略)

 全日空は当初、米ボーイングの次世代中型機「B787」を導入して、成田、羽田両空港の発着枠が拡大する10年をめどに欧米路線を増便し、収益を拡大する計画だった。

 しかし、B787の納入が再三延期されたため戦略を転換、既に運航実績があるA380を導入し、大量輸送で利用者を取り込むことにした。

2008/07/04 10:54 【共同通信】

ついに全日空が動いた!というところだろうか。

多くのエアラインがA380へ熱い視線を投げかけているなか、日本の大手二社には少し冷めた雰囲気が漂っているように思えた。かつてB747の大手キャリアの一つであった日本航空からは全く声が聞こえて来なかったし、全日空にしてもボーイング社へ機種を絞っていくような基調があった。

結果、この間までは日本の空はボーイング一色になってしまうのかと思わせるような勢いであった。

この軌道修正には、B787の納期が数度にわたって変更された事も大きく影響していることは間違いないだろう。それに常々思っていたのだが大型主力機が B777だけというのは、事故が発生し一斉点検の必要性が生じた場合など機材のやり繰りが付かなくなる可能性が常につきまとうことになる。

今年(2008年)1月に起きた、ブリティッシュエアウェイズ38便の事故結果も、まだよくわかっていない。もしその事故結果から、何か世界的なアクションが必要になったときに一大事になるのではないだろうか。

これは、ただでさえ経営環境の厳しい航空会社にとっては致命的な問題だ。

そういう様々な背景と、導入・運用実績が日々積み重ねているA380の導入が、真剣味を帯びてきたのだろう。騒音も燃費もある程度良好で、なおかつキャビンの面積が広がることで乗客からの受けも良いと言うことであれば、様々な路線で世界の強豪キャリアと張り合わなければならない全日空としては、当然の選択といえるかもしれない。

全日空のA380選択の最大の理由は、もしかしたら、乗客の評判なのかもしれない。

やはりB777ではキャパシティ的にはまかなえても、乗客に与えるインパクトはA380と比べた場合、やはり狭く感じてしまうだろう。

MRJにしろ、A380にしろ全日空の新機種導入意欲は、非常にアグレッシブで今後は中型機についても何かが起こるかもしれないと思わせるニュースであると思う。



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