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ここはお金を使うところではないの!政治家の皆さん ~ニュース「ひまわり後継機」にみる情けない話~ [ニュースから]

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気象衛星「ひまわり」の後継機に予算がつかない・・・
ここはお金を使うところではないのだろうか?

と、個人的には思う。

気象衛星が消滅の危機、「ひまわり」後継機に予算集まらず

7月5日14時46分配信 読売新聞

気象庁が6~8年後に打ち上げを予定している気象衛星「ひまわり」後継機2基の調達の見通しが立たず、30年以上も日本の空を宇宙から見守ってきた気象衛星が消えてしまうかもしれない事態に直面している。
現行2基の予算の7割を分担した国土交通省航空局が計画から外れることになったため、管理運用を含め1基400億円とされる予算の確保が気象庁だけでは難しいためだ。 image
ひまわりを失えば、国内の天気予報の精度が落ちるだけでなく、観測網に空白が生じ、アジア・太平洋地域の台風や豪雨の監視に支障を来す恐れがある。
ひまわりは故障に備えて2基体制で、現行の6号と7号はともに2015年に寿命を迎える。衛星の製造は5年かかるため、8、9号の関連費用を来年度予算に盛り込む必要がある。
6、7号の時は、気象以外に航空管制機能を搭載することで旧運輸省航空局の予算を捻出(ねんしゅつ)した。だが、国交省は「次世代の管制通信方式が議論中」との理由で、後継機では航空管制機能の相乗りを見合わせた。同庁は民間との相乗りを模索したが、協力は得られなかった。
99年に5号の後継機打ち上げが失敗した際、米国の衛星の軌道を変えて日本の観測を2年間代行させたが、米国からは「次に似た状況になっても1年限り」とくぎを刺されたという。
ひまわりは海面水温などの地球温暖化にかかわる情報も集めている。同庁は「観測が滞れば国際社会に迷惑がかかる。打開策を見つけたい」としている。

最終更新:7月5日15時4分

記事にもあるとおり、数年前にアメリカの衛生を「わざわざ」軌道修正してもらってデータをもらっていた時期があった。挙げ句の果てに釘まで刺されているなんて、情けないと思わないのだろうか?

アメリカの経済誌<The Wall street journal>には、ドラマの中の首相と現実の福田首相が比較されるなんて記事(英語でよければこちら)もあったし、陰がうすい内閣なんて事をイギリス(だっだと思う)の新聞にも書かれている。

今回のサミットだって、議長国である日本が議題として取り上げるべきではないという、サミットへの中華人民共和国の参加問題を議論の中に入れられたという。

世界の新聞(英字紙しか読めないけれどね)をインターネットで覗いてあるいていれば、どれだけ日本という国の位置づけが下がっていっているかがわ分かる。それに反して中華人民共和国の位置づけはまごう事なく上昇している。

小泉とか安部とか福田とか、はたまた小沢とかいう問題ではない。政治家の皆さんは国家を一体全体どこへ持って行きたいのだろうか?政治のプレゼンスがさがり、日々国際社会の中で負けが込んできている今日、政治家の皆さんに聞きたい。これだけバカにされていても、まだ愚行を続けるのだろうか?マスコミもスキャンダルと天気と食い物のことしか話題にしないから政治家の皆さんの感性もオバカになっているんだろうな。

気象観測は、国民の生命と安全を守る為の必要不可欠な存在ではないのか?
ガソリン税で散々もめていた、ほとんど交通量も期待できない道路よりも、遙かに日本国民全体に寄与するお金の使い道ではないのだろうか?

これだけ気象が、環境悪化の為に激しい天気が起きているなかで、それをキャッチしようとする目や耳まで「予算」がないで片付けるつもりなのだろうか?富士山測候所は気象衛星の進化で廃止になったのでは?その気象衛星をまたもや継続できない状況に追い込むつもりか!

この記事を見て思わずあきれ返ってしまった。

国際社会に迷惑をかけるとかいう問題ではないと思う。

完全に国民の福祉と安全に寄与するという政治の側面を、お金という尺度だけで踏みにじっていると思う。そもそもこんな事が記事になること自体恥ずかしくないのだろうか。

政治家に日常的にあまり期待はしていないが、国家を運営する最低限度の事ぐらいは考えているだろうと思っていたが、これはもう何ともいいようがない。あるいは取り巻きの官僚に最低限のモラルもなのだろうか?国力が下がれば自分達の威張れるフィールドも給料も狭く少なくなっていくのだからもう少し頑張ってもらたいものだ。いや 坂の上の雲 でも読んでもらった方がいいな。こんな日本の姿を明治の御代の政治家や官僚がみたらどの様におもうだろうか。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 文庫

柄にもなく、政治的な話題をしてしまった。

しかし、これはひどい!

そのうち、中国におこぼれの気象情報をもらって細々と天気予報をし、国民は荒れ狂う台風等におびえる日々をおくるようになるのかな。なんだか悲しい話です。


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