冬のソウルへ実質2泊3日の旅 (3) ~ 2日目の朝食にトガニタンを食べる~ [旅行]
ぼつぼつと書いている韓国旅行。
行ってから早2週間。月内に書きたい事が書き終わるのか・・・、と思ってしまう。
とはいえども、報告義務のある研修旅行でなし、いま少し気ままに書き散じてみようと思おう。
と、いうことで2日目の朝食について、これは日本では食す事ができないと思ったので、一頁割いて書いてみようと思う。
ホテルを出てすぐ前にあるスターバックスコーヒーで、コーヒーを飲みたかったのだが、これから食べるトガニタンがスープであることを考えて、ちょっと我慢。
このトガニタン、あまりソウルを巡るガイドブックには登場してこない。
しかし、韓国に年に数回は行っている同僚(女性)から紹介された一品。コラーゲンたっぷりのスープということで、その話を妻にしたところ、「では、いざ行かん!」という話になった。
それではトガニタンとはいったいどんな食べ物なのか!
はじめてのハングル「超」入門 ビビンバを正しい発音で注文する (ソフトバンク新書)によると、 『牛の膝の軟骨とその付近を煮込んだスープ。スープを味わうと共に膝の軟骨は酢醤油につけて食べる』と、ある。
結論から行くと、さっぱりしていて、朝ご飯として食べても無理がない薄塩味のスープだ。ご飯をスープの中にいれて食べてもよいと思う。塩・こしょうを少し足してもいいかも。
では、どこでそれを食べるのか?
前述の同僚に紹介されたのが、<テソンチッ(대성집)>。Seoul naviというサイトにも紹介されている。しかし、ここに行くのは正直難しかった。我々はタクシーで行ったのだが、Seoul naviに書かれている方法が無難かもしれない。
仮に地下鉄で行ったとしよう。
1.地下鉄3号線トンニンムン(独立門・Dongnimmun・326)駅3番出口を出てそのまままっすぐ進む。
2.右手にマンションの建ち並ぶ丘を見ながら、大きな道路にぶつかったら横断歩道を渡りさらに直進。
3.2本目の通りを過ぎさらに進むと、「ヨンセ内科医院(YONSEI MEDICAL CLINIC)」があるのでその角を左折。
4.路地を入って最初に右に出てくる細い路を曲がる、図中に示した矢印の方向に行ける路地がある。
ちなみにかなり細いです。
5.少し歩き進めると右側にお店の入口がある。徒歩約10分というところだろうか。
なかを覗くと、厨房がダイレクトに見えるので、一瞬、食料品会社の工場の様にも見えるが、奥に座敷と入ってすぐ左手にテーブル席が並ぶ。ちょっと怪しげな感じがする路地を入るので若干気後れがするかもしれないが、そこは勇気をもってアンニョンハセヨである。
店の周囲や通りにそぐわず、お店のなかはきれいだ。
そして、お目当てトガニタンを注文。お値段は9000ウォン(約600円)だった(と、思う)。それには以下の写真のご飯、キムチ2種がついていた。
これが、軟骨!酢醤油につけていただきます。
朝ご飯として、近所の方が結構来られる様で、スープの中にご飯をいれて日本でいうクッパのようにして食べておられる御仁も多かった。
ちなみに、前述したはじめてのハングル「超」入門 ビビンバを正しい発音で注文する (ソフトバンク新書)は、語学書でもあるが韓国に行って楽しく料理を注文しようという事を主眼にして書かれた本である。この後、行った何件かのお店でも訳にたった。行かれる1ヶ月前ぐらいから読み始めると結構いいかもしれないな~。
ちなみに日本語は全く通じない。
はじめてのハングル「超」入門 ビビンバを正しい発音で注文する (ソフトバンク新書)
- 作者: 八田 靖史
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: 新書
よって、この本で覚えた単語と「トガニタン、チョセヨ」でおしまい。
しかし、少しずつ日本人が訪れていることもあって、お店の人もたいして気にしていないようだ。
お勘定を払うと、店主らしき好好爺が愛想良く見送ってくれた。
お腹も満ち足りて、応対の良さにもそれなりに満足した朝食だった。
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