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【読書感想】 ニッポン鉄道遺産 ~ 懐かしいと思ってしまう自分が・・・~ [読書]

ニッポン鉄道遺産―列車に栓抜きがあった頃 (交通新聞社新書)

ニッポン鉄道遺産―列車に栓抜きがあった頃 (交通新聞社新書)

  • 作者: 斉木 実
  • 出版社/メーカー: 交通新聞社
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 新書

ニッポン鉄道遺産―列車に栓抜きがあった頃 (交通新聞社新書)は、月刊 『旅の手帖』に平成14年11月号から平成17年10月号まで「ニッポン鉄道遺産を旅する」として連載されたものをまとめ、写真等を追加して出版したものだそうです。

副題、列車に栓抜きがあったころ・・・は、遙か大昔の話で自分もしらないな~という思いで本書をめくり始めたのですが、あにはからず、「お、あれのことね」と、分かってしまう自分がいました。

むしろ、多くの事ははっきりと自覚して覚えているものでしたし、そうでないものも朧気な記憶の中でそんな施設もあったな~と思ってしまう、なんだかほのぼのとした記憶を思い起こす1冊でした。

本書ではとりあげてはいませんでしたが、朝のラッシュ時に、入札鋏をを持ち、カチャカチャとリズムを取りながら定期券の数字に改札係の駅員さん達が目を凝らしていた、改札口の風景もいまや鉄道遺産なのではないだろうか、なんて思いを持ちながら少し俗世を離れて、自分の記憶を辿ってしまう様な読み方をしてしまいました。

アラフォー以上の人間にとっては、なんだか懐かしい風景が。そして、それ以下の人達には日本の鉄道にもこの様な情景があったのだよという語り部の様な本ではないでしょうか。

駅の立ち売り、硬券、車内放送のオルゴール。
まだ現役の所もあるようです。そんなのを少しずつみつけて見たいなと思いました。
(オルゴールに関しては、それをまとめてサイトを作られている方がいます。)


好き度     :★★★★   (気軽な1冊)
お薦め度 :★★★★   (自分で探す旅に出たくなります。)
かな。
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タグ:鉄道遺産
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