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【読書感想】畏るべき昭和天皇 [読書]

畏るべき昭和天皇 (新潮文庫)

畏るべき昭和天皇 (新潮文庫)

  • 作者: 松本 健一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 文庫

昭和天皇が崩御されて20数年が過ぎました。
その時間の経過の中で、陛下の周囲の人々が書き残された資料がみつかったり、あるいは昭和という時代を振り返っていく過程の中で昭和天皇があらためて物語られる機会をしばしば散見します。

本書もそのような「振り返り」の1冊であるといえます。

私自身が生きた昭和とは、高度経済成長期の後期からバブルを経て平成へといたる最終タームでした。それだけに陛下のお姿の印象としては、失礼な言葉で書いてしまえば「表情の変化が少ないおじいさんだな」というのが子供心に思った率直な感想です。
(時代が時代なら不敬罪ものの発言ですね)

そして、何よりも記憶に残っている言葉としては、「あっ、そ」という言葉でした。その背後に様々な思いがあったという事は、当時全く想像もできなかったことでしたが、その一言の重みと、その言葉へ致る思いを分析した1冊だと言えると思います。


好き度   :★★★★   (過去を顧みる1冊)
お薦め度 :★★★★  (昭和が語られている今こそ読んでみるのがいいかも)
かな。
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タグ:昭和
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